ムード歌謡から演歌
飲んで唄う時は「ムード歌謡」で、唄人生の後半から演歌が加わりました経歴があります。
中学時代は、日活映画通いでしたので、当然、裕次郎の唄は人並み以上に好きで、カラオケ時代が始まる以前の弾き語り演奏の店では唄っておりました。
が、銀座では、一度も「銀座の恋の物語」を歌わないのが、kazan流のこだわりというか流儀でした。
あの歌は、銀座できいていると、普通に受けるような拍手があるのですが、拍手してる周囲の人の目が冷ややかなことを、知ってますでしょうか。。
ググって判った日本の歌謡曲
日本の歌謡界にニューミュージックやシンガーソングライターが出現するまでは、歌謡芸能の世界ではすべて歌謡曲です。
調べたみたら、かっての歌謡曲は、基本は日本和音階で構成された歌曲で、その絶対数は、唱歌、校歌、応援歌、寮歌、軍歌以外はすべて演歌が主流です。
戦後、進駐軍により、JAZZ、やラテン系が広まり、やがて、ナイトクラブ、キャバレーの空間で、日本和音階とJAZZ、やラテン系やダンスミュージック系が融合してできた歌謡曲が、「ムード歌謡」らしい。
簡単に言えば、舞台衣装で和服で歌手が登場して唄うのが演歌系歌謡曲で、蝶ネクタイやネクタイ姿で唄うのが、ムード歌謡とも言えます。
少々、私事
日活映画とフランク永井、水原弘から入ったkazanは、正統派「ムード歌謡」はでした。
演歌が好きになったのは、認識の外にいた、美空ひばりの幾つかの歌を40代になって聞いた時、やはり、いいなと思うようになりました。
革命的出来事です。
佐渡情話、悲しい酒はよっかた~。
みだれ髪では、卒倒しました。
ちあきなおみ
そして、ひばりのお気に入りの歌と並ぶ歌姫が、ちあきなおみです。
ちあきなおみは、「うますぎ」すべてのジャンルを歌いこなす職人であり、唄う時に本人の表情が完全に「舞台俳優」という役者になりきり、唄うというより、完全が演技と歌が融合してしるとしか思えない豊かさ、奥行き、深さ、芳醇さが出てきます。
そんな意識をこの10年か15年近く思って来ましたが、昨日、それを、歌の触りで能書きをナレーションでいれた、興味深いコンテンツが有りましたので、紹介します。
youtube
ちあきなおみ魂の熱唱!伝説の名曲20選
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