隣が市立病院。医者やスタッフ、システムは同じ高雄市のある高雄医学大学(私立)の付説中和病院とまったく同じ、分院みたいな存在です。グレードは、東京都内の著名な病院や大学病院と同様と理解していいと思う。
この手の病院は全て完全看護であるが、日本とはチョット雰囲気がことなります。
台湾人が入院すると、私が知る限り、入院患者は三度の食事は自分の好きなものを自分か家族、あるいは付き添い(完全看護じゃないの?)の人に調達してもらい、それをそのつどの食事にするみたいです。 そのせいか、食事時に見舞いに行き、病棟を見ても、日本でなら普通の光景である食事の配膳車を見かけたことが無い。
入院患者に尋ねると、「食事がまずい」と言います。
自分が思うには、 特別のレストランで食事をしない限り、外での外食はとりわけ上等で美味なメニューのものを食べているわけじゃないとかくしんしてます。 普通に食事を外で取るとすれば普通なら、朝は豆乳屋で豆乳とインドのナムのような小麦粉を厚手にパンのように焼いたものに、ニラ入りの卵焼きを間のはさんで食べるの通常で、他のお粥屋さんあたりで食べるとなると副食のおかずが伝統的な台湾料理になってしまい、妙に魚の臭みが鼻に付いたり、八角や五香のにおいがぷんぷんのおかずを食べる事になる。要するに、大して美味しいものを食べている訳ではないのですが。
「病院の食事は衛生的でない」とも言います。
病気になる前の、その人が外で普通の外食をしている美味しい店と言うのはそのほとんどが屋台か屋台に毛がはいえた程度の店で、その手の店は、衛生的とはかなりかけ離れている。
病院の入院食が無いならともかく、自分の常識からすれば、絶対にあると思うのですが。。。
で、もしあれば、悪くても外のマズイ食事と味はどっこいであろうし、だいたい味音痴の台湾人が、口にできないほどの味の入院食が出るとは考えにくいし 、その入院食は、患者が心配するほど不衛生であるはずがない。
仮に、消化器系、 循環器系で入院した場合、糖尿食や高血圧ようの食事とかの配慮や規制はどうなっているのか、逆に心配になってくる。
病院の近くの親類が住んでいたら、さらに大変なことになる。
完全看護にも関わらず、高血圧とか糖尿病程度の軽い入院でも、家族のものや付き添い者がつくのが一般的なようで、近場の親類縁者は、入院期間中、患者の分と付き添いの分の食事を、手料理か外で手当てして運ぶ事になり、 それで存在感を見せ付けているようの思えるほど、際立って大騒ぎしている。
結局、台湾社会は、<見栄><わがまま><面子><してもらった><してあげた>が、強烈に複合的に混在したた環境になっていると思えば間違いはありません。
以上、独断と。。。でした。