デジタル化で「はんこ」が無くなって。。。
と、言うような切り口の発信が、推進派、反対派、嘲笑派、拒絶派、強行派がそれぞれの組織や背景、支援組織の援護射撃を受けて、華々しい空中戦を展開してくれてるのであれば、観ていて楽しい気分にもなりますが、永田町界隈から聞こえてくる、あるいは霞が関の過去の事例を多少なりとも注目した経験に重ねると、どうしても、ドンクサイ印象を払拭できません。
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仮に、議員会館の代議士(参院議員会館に足を踏み入れたことはありませんので)の部屋に関して言うなら、デジタル化、IT化を積極的に取り入れているのが秘書連の諸氏諸姉です。彼らの端末の利用状況、その習熟度はビジネス界と遜色はないでしょう。
霞が関の基本データの電算データー化つまり電子化には常に、ベンダーと言われる外注業社によって、イイように、あしらわれ、手玉にとれてきた歴史があります。
理由は、40年前の認識は、一台200万から300万円程のワープロ端末を導入して、和文タイプのワープロ処理化と、FAXから始まったのが霞が関のOA化です。
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出発点が、企業でいうなら、総務課かタイプ・文書課の範疇であったので、通信
という観点では、電子化した電話交換機とFAXが同時進行で浸透した時代です。 無論、インターネット環境などはありませんから、英文テレックス端末を、英文ワープロ機能にテレックス環境を融合した端末が、貿易系、あるいは海外事業部門で浸透し始め、通信革命までは言われずとも、時代の進化をなんとなく認識させる、OAの通信化でした。
ですから、旧郵政省ー総務省あたりの、技官レベルではともかく、いわゆる企画業務系職掌で担当する役人が、一般社会で進行するOA環境、OAと通信の融合を積極的研究すると言う風潮も少なく、一方の電算業界ベンダーだけが、特殊な
文化・官庁営業アプローチを形成したという背景があります。
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そのちぐはぐな関係が、例えば、年金データーの電子化で、オンライン化を考えた時、SEを抱える、いわゆる民間の電算屋、コンピュータ屋、データ処理屋、と言ったベンダーにいいように手玉に取られ、結果データ打ち込み作業であるアナログデーターのデジタル化作業などは、下請け、孫請けが、中国で実行されるような事例は珍しくもない現実になっていたという、霞が関OA・IT化黎明期の光景が晒されることになった過去があります。
役人に認識が、すべて高橋洋一教授レベルではなく、むしろほとんどがその片鱗すら無かったことにすべてが起因します。
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35年〜40年前頃、人気のあったNECのノートPCや、東芝のダイナブックを操作する、霞が関の役人の環境は圧倒的にワープロソフトの「一太郎」とマルチプランかロータス1−2−3での環境で、主砲はワープロでした。 その後ロータスがEXCELに変わるころ、電子メールが利用されるようになり、インターネットの始まりです。
それでも、霞が関でのベンダーのプレゼンは、ほぼ一方的にベンダーに押しまくられる状態でそれに追従して推移したのが日本の官界のIT革命でしたので、いざデジタル庁といっても、全体的なデザインを描ける人材が不足してるのが現実のはずです。
もし間違っていれば、デジタル庁やデジタル化の切り口で「はんこ」が話題になるはずがありません。
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デジタル化のデザインの骨子になるのはキーワードはオンラインとセキュリティなのです。そして、その結果必要となるもののキーワードが「クラウド」「回線とネットワーク」「暗号技術」だろうと思います。 その結果得られるの効率と利便性、経済性、公平・平等性と安全な社会の実現です。
ビジネスのリモート化で、東京一集中が大きく変わるます。そうなれば、高額家賃から開放させれることになり、通勤時間からも開放されて、自分の自由な時間が確保しやすくなり、その時間を有効に使用することで、新たな構想にチャレンジできることになります。
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高市早苗総裁候補が、大きく取り上げる、「サイバーアタックへの対応」はすべからく上述したキーワード群の整備を完成させることで、3大サイバーアタック国からの、日本のインフラと、安全保障通信ラインを完全防衛を念頭に置くものとして、大いに評価に値するものです。
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3大サイバーアタック国(加害国)の1国は、「3戦」として「與論戦」「心理戦」「法律戦」を全面に押し出す戦略と、日常的なサイバーアタックで「技術・データハッキング」をし、さらに隣接する1国は「ハッキング」で外貨や仮想通貨をゲットしております。残りの1国・革命輸出元祖国関しては、詳細な情報をkazanは持ち合わせておりませんが、常に漁夫の利を求め、原油価格の動向に一喜一憂し、日本にとって、好ましいことはされていないはずです。
こうした事情を多くのSNSユーザーは、日常的に端末を利用して、多くの情報をゲットし、それをSNSや、ブログ等で発信してますから、不肖kazanが申し上げた内容などは、イロハのイとして認識されており、結果当然、自然に、この分野のリスク警鐘と対応方法を具体的に発信する高市候補に注目が集中することになり、その対比として、情弱者との乖離に不安を感じるのだと思います。
高市早苗総裁の誕生が期待される所以です。