刺さない鍼灸師の日記

治療をして、思った事や感じた事を書いていってみようと思います。

治療終了まで。

2017-12-15 15:19:34 | 日記
こんにちは、前回は治療スタートまで書きました。
今回は、治療終了まで書きます。



これが、ウチの治療室です。
(何か、写真が横向きになってしまいます。スミマセン)



そしてこれが、待合室です。

小さなアパートの一部屋で治療を行っています。
極力、部屋はシンプルに、モノをあまり置かないように、
清潔感がある様に、心掛けております。
汚い部屋で治療は受けたくないですもんね。

ベットの上に仰向けで、寝てもらい、左半身から
治療をスタートします。

”身体の情報を伝える”でも書きましたが、
治療中は、身体からの情報を捕まえるために、
左手でフィンガーテスト、右手は鍼を持ちつつ
患者さんの身体の上をスキャンしながら治療を進めます。
(フィンガーテストは、左人差し指の内側の腹で、
左親指の爪をこする(さする?)やり方です。)

伝われば良いのですが、右手の両指先端が、
身体からの情報を捕まえるセンサーで、
右手のセンサーが、身体の上をスキャンしながら、
左手指のフィンガーテストをしている
親指と人差し指に情報(治療点)を伝える。

治療点を右手が察知すると同時に、
フィンガーテストをしている左親指と人差し指が動かなくなるので、
そこを治療点と認識して、鍼を当てるという理屈です。

それを、小一時間で何百回と繰り返しながら、治療を進めます。

治療中の患者さんは、話す方もいれば、
ものの数分で寝る方もいますし、
こちらの手の動きをジーッと見ている方もいるし、
眼をつむって、瞑想?をしている方もいる。
鍼の感覚を味わうなんて言った方もいたっけ。
皆、それぞれです。

仰向け、うつ伏せ、それぞれ行い、一旦治療は終わりました。
患者さんに声をかけ、ベットから起き上がってもらい、
症状が残っていないかを、チェックしてもらいます。
残っていれば、残っている場所を治療していきます。

残っている場所の治療も終わり、患者さんが納得してもらえれば、
治療は終了です。

治療後、お茶を出します。(ホット麦茶です)
少し、患者さんとお話しつつ、次回の予約や、治療料金を頂いたりします。

これが大体の治療の流れです。

最初仰向けからと書きましたが、身体の状態によっては、
横向き、うつ伏せからでも治療も出来ますし、
その辺は、臨機応変に対応します。

あと、まだ書かないと行けない事がありますが、
また次回に・・・

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