ひらひらでもなく、ふわふわでもなく、ふらふらといった感じで飛んできて、足元の地面に舞い降りたのはイシガケチョウだった。独特の翅の形なので、他の蝶とは少し異なった飛び方をするのだろう。雨の後だったので、水分摂取のために地面に舞い降りたのである。パルピと呼ばれる鼻のように伸びた器官があるので、これまた他の蝶と違って、変な(?)顔をしている。 日本では近畿地方より西の地域に生息しているが、近年は北上しているらしいとのことである。これも温暖化による影響なのだろう。