ひまわり進学ルーム

卒業生の話 パート2

この頃は古巣が懐かしくなる季節なんでしょうか、
またもや卒業生がやってきてくれました。

が、しかし。
昨日の来訪者たちは、「勉強教えて。」な人たち(笑)
中学卒業と同時に塾も卒業した子たちで、今、高2。
ってことは、4月からは受験生!じゃないですか。

「ねえ、先生、今日これから三人で行ったら忙しい?」
「そりゃあまあ、忙しいっちゃ忙しいけど、そんなこと言ったら年中忙しいでいいよ。」
「来週テストなんやけど、聞きたいことがあって。」
「マジ?そういうカンジ?聞きたいこといっぱいある?」
「う~・・・ん、私は日本史と、数学ちょこっと。あとの二人はわからん。」
「そっか・・・・・・。まあ、授業の合間にちょこちょこでいいならみたるで来やあ。」
「わかった~。七時半くらいに行く~。」

ってなやりとろを電話でしてから、制服姿でやってきましたよ。
でも、ウチも今テスト対策真っ最中。
場所もないので、休憩室にイスだけ並べて、輪になって。
テーブルも狭いので、もう膝の上で説明(笑)

でもね、まあテストが近いせいもあるんだろうけどね、
ちゃんと勉強してるやん~~と嬉しかったです。
Mちゃんなんて、あんなに数学キライだったのに、
すごい前向きな姿勢に驚いたよ。
そして、ちょっとしたおしゃべりに出てくる話題がね、
「ねえ!先生、源氏物語やったら、どの女性が好き?」
「葵かな。」
「え?マジ?先生そうなんや~~。」
「何、六条の御息所って言って欲しかった?」
「いや、別にそういうわけじゃないけど。」
「ウチは今『こころ』やよ。」
「ああ、夏目漱石?」
「うん、K可哀想やよね。」
「え、ウチは奥さんが可哀想やと思う。」
「ああ、そうやよね、あの先生何?じゃあ結婚すんなよみたいなね」
「そういやあ、そのこころの解説っていうか、読んだ人の感想文的な本あるよ。」
「え?なにそれ、読みたい。」
「コレコレ。『夏目漱石のこころを読みなおす』ってやつ」
「そんなんあるんや~」

なんか、ちょっと大人になったって言うか、
高校生らしい話ができるようになって、
嬉しいじゃないですか。

塾にそのまま通い続けてくれてる子たちももちろん日々成長しているけれど、
しばらく会っていなかった子に会うと、
その変わりっぷりにはほんと驚かされますね。
この年頃の子たちの成長はホント速い。

そしてみんなチャラチャラした感じもなく、
まともな高校生活を送っているようで、安心しましたです。

そしてそしてですね。
勉強教えてもらったお代に、3人で買ってきたお菓子を置いていきました(#^.^#)
カワイイ!

忙しくって、ゆっくり話はできませんでしたが、またいつでも来てね。
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