高価なものを買い求める時に 「これは一生ものだから」という言い方をする。私は自分がやってみたいことや大切にしたいことにはお金を支払うが高価なものやブランド品を買うということにあまり興味や縁がないので何とも言いがたい。その一方であまりにも安いのに長年愛用して手放せないものというのは確かにある。例えばこの湯たんぽ。一昨日から急に寒くなりしまっていたおそらく15年選手の湯たんぽを取り出し熱湯を入れてキャップを閉めカバーをつけ 足元に寄せて眠った。ポカポカと暖かく小さいので例えばお腹が冷えてる時はお腹に当て、腰や関節が痛い時にはそちらに当てて体中を移動させている。とても心地よい。 これは100円ショップで買ったものだ。厚手のプラスチックでこれからも壊れることはないと思う。きっと私の寿命が続き大災害で家でも失わない限りこれは私のそばにいる。 そんなことを思うと おそらく これは最強の私にとってのコスパ商品である。値段は安いのだがしっかりと役立ってくれている。こんなものの存在を知ってしまうと同じようにシンプルで安くて役に立つものという道を改めて探求したくなる。と言いつつ 安物買いの銭失いには十分注意したいと思う物価高騰の煽りを受けている今日この頃である。