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アラ還おひとりさまライフ

遠くへ行きたい

昨日朝3時45分、携帯が鳴った。覚えのない電話番号だったが 恐る恐る電話に出ると管理者が夜勤者が発熱したため早番の私に代わりに早めに出社してくれないかとのことであった。断るわけもなく私はタクシーを使い出社した。夜勤は夜のケアと朝のケアが一番大変でその間は待機時間である。私は5時前から朝のケアを一通り行い朝食配膳と夜勤者の代わりに朝食後の排泄も行った。いつもキツキツの状態なのにさらに1人いない。午前中は見学がありアクティビティもそれなりに 盛り上げなくてはならず頑張った。しかし事前説明が長引いたためか頑張った時間帯に 見学者たちは現れず、見学者たちが現れた頃には私は昼食の準備に邁進していた。何と言うか 午前中からもうめちゃめちゃで若いスタッフたちに時々助けられながら休憩を迎えた。うっすら頭痛がする。午後、もうひと頑張りと通常モードで働いていると今日の午後はシフトに余裕があるので帰っても良いと管理者が言う、私は退勤した。

15年以上この仕事をしているが こんな体験は初めてだ。家に帰って シフト表を見ると確かに私に声をかけるのが一番いいというか 他に代替者が見当たらないようなカツカツのシフト状況である。今月より また一人スタッフがやめてしまう。私も日々忙しい中でミスが増えつつある。当初は65歳まで働くのが目標であった。今は61歳くらいが潮時かな と思っている。もちろん 現実と理想のギャップを知るにつけ退職年齢は早まるに違いない。今のところお金を稼ぐことは重要である。

もしやめたら次はどこに行こうかなとふと思う。観光地の温泉旅館等に住み込みもいいなと思った。30年くらい前 都会の生活に疲れお金を稼ぐ目的で2年ほど地方の温泉旅館で住み込みで働いたことがある。当時は 独立のために、料理の勉強のためにと都会から結構面白い人材ががその旅館には集まっていた。山奥での暮らしは退屈で私は2年しか持たなかったけど この歳になると温泉はあるし 自然はあるし 自由時間もそれなりにあるし動けなくなるまでお金を貯めつつ 働くのもいいんじゃないかと ぼんやりと 思った。そう言いながら今日も夜勤でございます。
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