2023.06.17[大津ワンゲル道登山口07:08〜07:17登山ポスト(神璽谷道)〜07:20カマブロ洞07:23〜07:36神璽谷・釈迦岳分岐〜07:49神璽の滝07:56〜08:23神璽谷の赤鳥居〜09:11神璽谷道下降点〜09:16北比良峠〜09:27八雲ヶ原〜09:42イブルキノコバ09:43〜09:49広谷09:59〜10:32細川越10:34〜10:55細川尾根分岐10:56〜10:59武奈ヶ岳11:03〜11:22西南稜1120m地点〜11:26ワサビ峠〜11:31御殿山〜11:36RP御殿山4〜11:41RP御殿山3〜11:48846m地点〜12:04RP御殿山1〜12:24坊村12:57〜13:05明王谷林道ゲート13:13〜13:36伊藤新道出合〜13:41口ノ深谷 入口〜13:48牛コバ13:50〜14:37渡渉地点14:51〜15:05大橋15:09〜15:30ヨキトウゲ谷入口の分岐〜15:35金糞峠15:40〜15:54青ガレ15:57〜16:14大山口〜16:21暮雪山多目的保安林駐車場16:25〜16:33イン谷口〜16:35大津ワンゲル道登山口](距離19.69km 累積標高1765m)with T.S.
そろそろ99回目の武奈ヶ岳に行こうかと思いSさんを誘う。とりあえず7時にイン谷口集合。
きょうは暑くなりそうなので神爾谷を登ることに。梅雨時期なので水量が多い。まずはいつものようにカマブロ洞さんにご挨拶、続いて神爾滝雄滝さんにもご挨拶。雄滝さんは水量が増して気持ちよくヒョングっている。
登山道付近で何度も見かけていたイチヤクソウが見当たらない。花どころか葉も見つけられませんでした。盗掘されたんでしょうか。
帰路にて全く違う場所で、花は咲かせていなかったものの新しく発見はしたのですが......
神爾谷道は木陰や水際を歩くことが多く涼しいが、日がさす場所では結構の暑さを感じる。咲いている草花はオカタツナミソウとコナスビばかり、樹木の花ではコアジサイは咲き始め、アカモノはほぼ終わり、サワフタギは美しく咲いている。
神爾谷のツメ部分は久しぶりに谷沿いの旧道を行く。最後は蟻地獄状態。
ここまで誰にも会わずだったが、さすがに北比良峠には登山者の姿が。
早朝山麓から見上げる比良山ははっきりと見えていたので、この季節にしては眺望が楽しめるのではないかと期待していたが、北比良峠から琵琶湖を見ると、沖島や奥島山さえ霞んでしまっている。鈴鹿の稜線はわかるが半分背景に溶け込んでいる。
八雲ヶ原のサギソウはまだ一足もふた足も早そう。モウセンゴケもまだ咲いていない。モリアオガエルの卵は日光で白く輝き目立っている。
広谷から細川越へ。涼しく気持ちのいい道だ。
すでにキタヤマブシが大きく伸びてきて登山道を覆い始めている。ヤブデマリは終盤で色褪せてきている。以前見かけたツチアケビ、今年も見つけることができたが、まだまだ蕾が硬い。
北稜も背の高い草が多く登山道に覆い被さっている。ヤマボウシはまだまだたくさんの花を咲かせている。
武奈ヶ岳には11時に到着。景色はイマイチ。
100回目登頂にいよいよリーチがかかった。次回100th記念登山は8月X日、還暦の誕生日を山頂で迎えようと思う。
山頂には登山客が多い。虫も多い。木陰なく快晴で暑いのですぐに経つ。
さてどこから帰ろうか。まだ午前11時を過ぎたばかりなので、このままイン谷口に戻るにはもったいないし、二人とももう少し距離を歩きたい気分。小川新道で大橋に下りてから釈迦岳に寄ろうかと西南稜を下る。
西南稜の途中で、昼飯は坊村でうどん食べましょうか、ということになりそのまま坊村に向かうことにする。
ではここでモードの切り替え。今までは花や景色を愛でながらのんびり歩いていたが、ここからは歩くことに集中。一気に坊村に下る。
そして昼過ぎに坊村に着地。下界はやはり暑くなっている。
茶房で山菜うどんを注文。熱いけど美味い。冷たい氷水も美味い。
ペットボトルに水を補給して、さあ登り返し。さすがに暑いので、御殿山コースを戻るのではなく、大橋から金糞峠へと向かうことにする。
奥の深谷渡渉点は水量多く少し緊張。この先でアカショウビンの鳴き声がするが姿は見えず。
特に疲れを感じることなく金糞峠まだ登り返すことができたのは収穫。峠から駆け下って青ガレ下で水浴びをして駐車地まで戻る。
今回、カメラのフォーカスが決まっていません。基本はオートフォーカスで撮影しているのですが、どうもピタッときていない。ほとんどの写真でピンが甘くなっています。どうしてだろうか。カメラ?レンズ?の調子が悪い?
今後しばらくはマニュアルフォーカスで撮影しようと思います。そのためには老眼鏡をつけなければ......手間かかるなぁ。
カマブロ洞さん
きょうも気をつけて行ってきま〜す
神爾滝雄滝
水量少し多め
見事なヒョングリです
倒木に綺麗なキノコが
フォトジェニックなキノコです
おとつい自宅のランの鉢にも美しいキノコが出現しました
全然関係ないのですが鉢に生えたキノコが美しかったので写真を載せました
コガネキヌカラカサタケです
南国のキノコですが腐葉土に菌が混じっていたようです
谷道での目立つ草花はこのオカタツナミソウと黄色い小さな花を咲かせるコナスビばかり
横の花はヨツバムグラでしょうか
ウリハダカエデ
ところどころでシライトソウが花を咲かせています
キセキレイが目の前に飛んできました
きょうは望遠レンズを持ってきていないのでこれが限界です
サワフタギの時期ですね
ダケ道に合流する手前のツメでは小滝を見ながら沢沿いの旧道を登ります
もうちょっと水があれば涼しいのですが
再びオカタツナミソウ
アカモノはほぼ終わり
ダケのガレ(って今はもう言わないのかな?)を登る
最後はズルズルで蟻地獄
北比良峠からの眺望
鈴鹿の稜線は空に溶け込み気味
オオヤマフスマであってますかね
八雲ヶ原
今日の夜はテン泊者で賑わうのではないでしょうか
広谷にて
たくさん見かけるとは言っても絵になる花なので撮っちゃいます
オカタツナミソウ
広谷のランドマーク的存在
サワグルミの大木
いつもこの小さな滝を撮ります
最近のクマ剥ぎですね
スゲ原を行く
これまた同定が必要
でも邪魔くさいのでほったらかしにしとくと思います
ヤブデマリは終盤、色褪せてきています
北稜ではまだサラサドウダンがわずかですが残っています
道にはたくさんの花が落ちていました
ピント甘いです
ヤマボウシ
99回目の武奈ヶ岳です
山頂から琵琶湖方面の眺望
山頂を振り返って
連綿と続く丹波の山々
さて昼飯を食べに坊村に下りましょう
気持ちよく晴れて空も木々も花も鮮やかです
ベニドウダン
やっぱりピントが来てない
飛んで坊村です
民家のホタルブクロが美しい
山菜うどんをフーフーしながらいただきます
暑い時には熱いものですね
お腹もいっぱいになったので帰りましょう
ギンリョウソウは道中たくさん見かけたのですが、この丸々とした子以外は写真に撮りませんでした
ヤマアジサイがポツリと
牛コバからの登りは一気に行ってしまいます
渡渉ポイントで休憩
きょうは水量多く涼しさが増しています
シンボリックなモミの木
枯れて久しく白骨化が進んできました
小川新道登り口には台状スギがたくさんあります
ヨキトウゲ谷出合手前にあるこちらの大モミは健在
でも洞がだんだん大きくなってきています
コアジサイはあちらこちらに
金糞峠から一気に下ります
青ガレ下の堰堤で水浴びをする同行のSさん
金糞滝、隠れ滝に寄ることなく下ってしまいます
キイボカサタケだけパシャリ
今回のコースはもちろん武奈ヶ岳目的ではあったのですが
後から気がつけばマッターホルンにも登っていました!
ここからは気になる植物を
これは葉緑素を持たないラン「ツチアケビ」の蕾です
老眼鏡なしで撮るとこんなことになります
花はつけていませんが「イチヤクソウ」です
これも花の時期にはまだですが「ミヤマウズラ」です
これはラン科の「クモキリソウ」です
こんなところに!って思うところに咲いていました
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