~縁筆~ 平野健司 言葉の工房

自作品の紹介のほか、作詞やコピーライティングを考える場として
皆さんと一緒に成長させていきたいです。

lylic180417 雨に煙った東京タワー

2018-04-17 21:32:44 | lylic
雨に煙った東京タワー


雨粒すべる窓のなかに
白く煙った東京タワー
水彩画のように
静かな都会滲ませて

指さきなぞる 2011
今日の日付とイニシアル
瓶をかかえたナイチンゲールが
足早にとおりゆく

果て無くおもえた旅の終わりに
ぼくは今、何をおもう
悔いなく走った道のゴールに
ぼくは今、誰をおもう


力づよい光と蒼い影
夏の日が名残(なご)りゆくよ
僕は新聞を手にとって
ポッケのコイン探す

果て無くおもえた旅の終わりに
ぼくは今、何をおもう
悔いなく走った道のゴールに
ぼくは今、誰をおもう




歌詞にでてくるとおり制作したのは2011年から12年にかけて。すこしまえに港区の病院でアルバイトしていた時に大きな窓越しに出会った風景。

是非、曲もおききください。
https://www.youtube.com/watch?v=eVZhmBi3WoE