新雪が茜に染まる氷点下雪がやむグラスにビール徹夜明け葦藁の異国の湿地虚無(こむ)なり「No.6」陋屋で出会う嫁が君この二句には季語はありません。吾(わ)とともに焚書しせり吾の記憶なにもかもなにもかも越えハバナあり