結婚式のことなどあれこれ

　このところ続けて様々なイベントがあり、なかなか筆が追いつけない。ある程度端折ってまとめて記させていただくこととする。まず２月の14日には保育園のイベントで、生活発表会。我々３歳児クラス「ちゅーりっぷ」組としては、「大きなかぶ」のお芝居と「小さな世界」の合唱。歌はまあともかく、お芝居のほうは我々にはふさわしく、途中からどうにもドタバタ仕立てのようになってしまい、保護者の皆様からは「ああ、また・・・」といった嘆息がもれた。その午後から群馬に出かけ、ばあばの家にお泊り、例によって我儘放題をして過ごし、父殿より一泊余計泊まって翌々日帰宅した。

　21日、父殿のご友人であるＩ氏の結婚式のため早朝より新幹線で広島へ。Ｉ氏とも本日の花嫁さんとも、一昨年東京に来られた際に母殿も私もお目にかかっていて、今回は堂々と揃ってお招きを受けての出席である。何にせよ遠路であるから、早く出た割には結構ぎりぎりで結婚式の開始に間に合うという具合であったが、どうにか滑り込んだ。緊張したＩさんと対照的に落ち着いて晴れやかな奥様をともどもに見比べ、初めて出席する結婚式というセレモニーを味わう。引き続いて披露宴であり、この度は主賓扱いとされている父殿の席は無論新郎新婦の目の前で、私も当然その隣という上席である。父殿がややうわずりながらスピーチをするのを聞き、乾杯があって、次々に運ばれる豪華な食事を楽しむ。半ばくらいで早腹は一杯になり、あとは退屈をまぎらすのに苦労した。

　新幹線で大阪に出て、祖母殿の家に立ち寄る。知らせを受けていた伯父上と従妹のはるかちゃんも来ていて、二度目の対面であるはるかちゃんはすっかり大きくなっていて驚いた。私と１歳違い、今３歳のはるかちゃんだが、発育は良く体重は私と変わらないくらい、お話しも上手にできれば、音楽に合わせて踊るのも達者な女の子であった。すき焼き振る舞われ、はるかちゃんともイチゴを奪い合ったりしながらも親しく言葉を交わし別れる。一泊して、翌朝東京に帰った。

　その翌日には今度は逆に大阪の祖母殿が東京に来られる。母殿の卒業制作展をごらんになるため。展示を見学後夕方母殿と連れ立って保育園に迎えに来られ、その夜は我が家に一泊され、少し早いお誕生日をケーキでお祝いした。翌日母殿と私と三人で、水上バスに乗るなどして観光を楽しまれ、午後大阪に帰られた。

　28日、海にでもでかけようか・・・という話が誰からともなく出て、父殿と母殿と私と三人、京浜急行電車に乗って久里浜まで出て、さらにフェリーで東京湾を渡る。家族揃って乗物好き、中でも船好きは我ながら呆れるほどだが、30分余りの航路を船室に落ちつきもせず、皆でデッキに出て心地よい揺れを楽しんだ。金谷の港のレストランでお刺身やてんぷらを味わい、お土産物屋さんでも盛んに色んな試食を味わい、大いに満足。同じコースを再びフェリーで久里浜に戻り、電車で帰宅した頃にはすっかり眠くなっていた。このところ、お出かけとなると一日お昼寝なしで過ごしてしまうことも多くなっている。