黒猫チャペルのつぶやき

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保育参加の日ふたたび

2009年02月06日 | みのりのつぶやき-成長の足跡
 幸いにして退院後特に後遺症は見られず、保育園も一日休んだだけで通常の生活に戻った。そんな中、父殿が久しぶりに保育参加を申し込み、半日保育園でともに過ごし、普段の暮らしぶりを見ていただいた。

 いつもよりゆっくり9時頃に登園、いつもなら早朝は二階に集まって過ごすが、この日はメインの生活スペースである一階の部屋に入って歯ブラシ、お口拭きなどの生活用品をセッティング、早速父殿の手を引っ張って絵本を読んでいただく。子供受けの良い父殿に、たちまち他の子供たちが寄ってきて、話しかけたり手を取ったりするのを「お話ししないの!」「手つながないの!」と撃退に努める。一階の部屋は3・4・5才児の混合クラスで、いつもべったり甘えている最年長組のALIちゃん、父殿に「みのりくん、いつも私に甘えるの。うちでもこんなの?」とご注進、父殿「いつもお世話になってます。」とかしこまってご挨拶。その間にも私は同い年のRYOくんとたたき合いを始めたり、KEIくんとふざけっこしたり、RYOTAくんと絵本の取り合いをしたり、ALIちゃんに抱きついたり、忙しい時間を過ごす。ようやく落ち着いて父殿を中心に車座になり、無論私は父殿お膝の特等席で、みんなで絵本を読んでいただく。

 そうこうするうちにお散歩の時間になる。各年齢層の子供を半数ずつに分けたグループでお散歩も食事も一緒にする。お散歩の時は、我々最年少の子供にそれぞれお兄ちゃん、お姉ちゃんがついて手をつなぎ、道路の内側に守って歩いてくれることになっている。今日は父殿がいるので父殿に手をつなぎ、反対側にはすっかり父殿になついたRYOTA君がやはり手をつないで、3人並んで歩いた。いつもより結構歩いて八広公園を訪れ、並んで座って先生の注意を聞いたら自由行動。木製のアスレチック遊具に並んで取り付き、力いっぱい遊んだ。丸太の上を渡るところでは、父殿に手を引いてもらうが、これは他の子供たちもやっぱり一人では難しく、先生だけでは手が足りないので、必然父殿がみんなに順々に補助をしていくことになる。はじめはみんな照れくさそうに手をとってもらっていたが、Rちゃんなどは普段から父殿に慣れていることもあり、遠くから「みのりくんのパパ、来て!」と呼びつけたりしていて、そのうちあっちからもこっちからもお呼びがかかるようになり、てんてこ舞いの父殿であった。

 公園を後にしてまた並んで手をつないで帰り、早くもお昼である。外から帰ったらまずお着替えをする。上着、ズボンをそれぞれ新しいのに替え、手を洗い、うがいをして、お食事の支度にかかるのである。といっても子供たちの動きはそれぞれまちまちで、ARIちゃんやAYAちゃんのように白い上っぱりを着けて先生たちのお手伝いに回る子もいれば、せかされるまで着替えもしないでふざけっこに興じている子もいる。私はというと、普段うちにいるときに比べて段違いに手際よくお着替えをし、脱いだものをきちんと所定の位置にしまい、手洗い、うがいをする。良き相棒であるRちゃんも同様で、無駄口も叩かず黙々とお着替え、お支度。私とRちゃんの群を抜いた素早さに父殿驚嘆したという。お支度を終わると、Rちゃんと私続いて、自分の食事を厨房から運んでくる。

 この日はパンと、シチューと、お茶である。私とRちゃんは同じテーブルの筋向かいの席だが、それぞれ自分の席に運んで、さてRちゃん、再び厨房にいくと、スプーンを二つ、持って来る。一つを私の前に置いてくれて、一つは自分で持って、大きい子達はまだ立ち動いて動かない子達の配膳に努めているのだが、私とRちゃん、誰よりも早く自分達だけ食べ始めているので、見ていた父殿は大笑いであった。「いつもこうやって食べてるの?」と父殿に訊かれて、「そうだよ。だってこうやっていいって先生に言われてるから」とRちゃん澄まして答えていた。

 食事ぶりをみたところで父殿はお帰りに。このあとお昼寝、午後は午後で楽しいことがいくらでもあるのだが、お見せできないのが残念であった。

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