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学名…Hibiscus coccineus
和名…モミジアオイ
別名…紅蜀葵(コウショッキ)
科名…アオイ科
属名…フヨウ属(ハイビスカス属)
原産国…北アメリカ
花色…赤、白、ピンク
モミジアオイは、北アメリカに分布するアオイ科フヨウ属の多年草です。
分布域はアメリカ・アラバマ州、ジョージア州、フロリダ州などにあり、沿岸平野部の湿地や沼地などに自生しています。
沼地に多く自生することから、沼ハイビスカス(swamp hibiscus)とも呼ばれています。
日本へは1863年(幕末)に渡来し、古くから親しまれてきた歴史を持つ植物です。
モミジアオイの花期は7月~9月。
花期になると、茎の上部の葉の付け根から花柄を伸ばし、花径10~20㎝程度の大きな花を咲かせます。
花は5枚の花弁を持ち、中心には特徴的なしべがあります。
しべは多数の雄しべが癒合して筒状になっており、その先端部分に雌しべがあります。
雌しべの柱頭は5裂しており、合着した柱状のしべは長く突出します。