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やがて、気が付いたジン・ヒョクは時空を越えて、1860年代の朝鮮王朝時代に来ていた。
その頃、横行していた、盗賊に間違われて、殺人犯として、追われる身になり
苦労するが、そこで、妹のミナにうり二つのホン・ヨンレ(パク・ミニョン)と出会う。
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傷ついて瀕死の状態の彼女の兄を助けたのだ…
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しかし、この時代に脳の血腫を取るために頭を切開することはあり得ない、
それを見た彼女は驚いて、外の人に捕盗庁(ポドチョン)に連絡するように頼んでしまう。
ジン・ヒョクはこのままじゃあ彼は死んでしまうと、必死に説明をするが、ヨンレは
小刀でジン・ヒョクの腕に切りつけて来た…もみ合いになり、それでも、必死で
説得する彼に本当に助けてくれるなら、…とヨンレは協力することになった。
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手術は無事に終わったが捕盗庁(ポドチョン)から、役人が来て彼を捕らえた。
ヨンレが私の勘違いだと説明をしても、彼女の婚約者である武官キム・ギョンタク
(キム・ジェジュン)が「いや、間違いない人相書きの男だ…」と連行していった…
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捕らえられたジン・ヒョクは、高官たちの思惑で、見せしめのために死刑にされることになった。
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いくら、否定をしても、犯人扱いされたのだ…身元を証せない事を原因に…
そして、刑場で死刑執行の時、最高官職者の左相(チャサン)が突然倒れた…
数日前に頭を打ったと聞き、慢性硬膜下血腫の疑いがあると、考えたジン・ヒョクは
すぐに、手術をしないと、危険だと訴える。初めは疑っていた高官や武官も、彼の説明に
手術を許した。失敗したら命はない…
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途中色々あったが、結果的には成功し、彼は放免された。
暫くは、ヨンレの家で世話になることに…
馬の毛で髷も付けて貰い、見かけはなんとか、この時代の人間らしくなった。
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その後、最高官職者の左相(チャサン)が回復し快気祝いの席によばれたジン・ヒョクは
杯を受ける。
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そこに、呼ばれもしないのに厚かましく乗り込んできた王族のイ・ハウンが…
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彼は最初にジン・ヒョクを助けたのは、このワシだ。だから、ここに来る資格は有ると…
たしかに、崖から落ちかかった彼を救ったのはイ・ハウンだった。
その後、ジン・ヒョクに賭けられた懸賞金を狙って、捕盗庁(ポドチョン)に
突き出そうとしたこともあったが…
ジン・ヒョクは彼が歴史上の最後の朝鮮国王、(後に大韓帝国初代皇帝)
26代高宗の実父の興宣大院君(フンソンデウォングン)だと気が付いた。