
早朝のガンジス河へ、
ようやく夜が明けてきた時間にもかかわらず、
多くの人々が川辺に集まっています、

そして、聖なる動物 ”牛 ”も

人々は一様に河で沐浴をしています、
全身浸かって祈る人・顔と首筋だけを濡らす人・
その近くでは洗濯や歯磨きをする人が居たりして・・・
このガンジス河の源流はヒマラヤでそれらの山々からの
雪解け水が流れて来てるそうですが、日本の様なイメージの雪解け水ではありません、
ボートで下流の方に行くと小舟で土産物売りが寄ってきます、

しばらく下ると、川べりが異様にススけた一画が現れます、近くには
多くの薪が積み上げてあり、
そこが有名な 火葬場です
ヒンドゥ教徒にとってはこのガンジス河で火葬され遺骨を撒かれることを
願っているそうです、

実は、今回のインド旅行の目的の一つに
息子の遺骨をこのガンジスに流すことと決めて来ました、
○○家の墓と、そして一部は浄土真宗・西本願寺の大谷本廟に分骨し
ほんの少しですが、自宅の仏壇に置いていました、4年経ったので、
この聖地に流すこととしました、
ボートの縁より、そっとピルケースを開けて流しました、
きっと彼も喜んでくれてると・・・
続く
正直ビックリでした
私的にも行ってみたい国ナンバー1のインドですが
経験者からたびたび聞かされる
「ジットリとした暑さ」
「腹下し」
「物売りのしつこさ」
を考えると、情けないのですがやっぱり躊躇してしまいます。
でも、ガンジスや牛の写真を見るとはやっぱり行きたくなってしまいます!!
ちなみに、牛は撫ぜることは出来るのでしょうか?
息子さんも、お父上の粋な計らいをとっても喜んでらっしゃると思います。
精霊流し、キレイですねぇ・・・。
ここには数日滞在したので、記憶がよみがえります。
そしてとっても思い切ったことをされて、驚きと同時に深い思いが伝わってきます・・
ガンジスは聖なる河と同時に、生々しい人間の河でもあるような気がします。また行ってみたくなりました。ありがとうございます。
気候的にはこの時期がベストだったようです、
日中は30度ぐらいまで上がりますが、
乾季でカラッとして意外と快適でした、
物売りのしつこさは、東南アジアでは一番のしつこさでしょう、
世界遺産の箇所についてはお勧めですが、
それ以外は、一応覚悟が必要かと・・・
森先生
ガンジス河の情景は帰国した今でも
しっかりと脳裏に焼き付いています、
ここは再度訪れようと思っています。