先日の県連幹事長、副幹事長会議にて、第四期「民主党政治スクールわかやま」の事務局長に私、永野裕久が務めさせて頂く事に決まりました。
「民主党政治スクールわかやま」第一期生であり、政治スクール出身として初の地方議員であります私が、事務局長を務めさせていただくのには感慨深いものがあります。
私自身、もともと政治の世界とは遠い距離に身を置いてた、ごく普通の30代の男であり、それまでは和歌山市民37万人分の一人として普通に暮らしていた、ごく普通の市民でした。 普通の和歌山市民として市民目線で行政に疑問を感じ、「それなら俺が!」と熱い思いで公募に応じました。
とくに長けた学歴や経歴があるわけでもなく、書類選考で落ちることも覚悟で出した願書。 公募合格通知をもらい、一期生の同期23人で政治の世界に足を踏み入れたのが始まり。
受講を重ねる度にさらに気持ちも熱くなり、「本気で議員を目指してみる」と少しずつ周囲に打ち明けると、「悪いこと言わん、やめた方がいい、お前の身内に政治家がいるわけでもない、お前には悪いが地方議員といえども政治家にふさわしい学歴や経歴があるわけでもない、生活いっぱいでお金も無いやろ、人もないやん、それにそこ(政治スクール)卒業しても第一、民主党みたいな大政党がお前に公認らつけへなよ、もっと立派な経歴の人も他にようけいてらよ、やめとき。」 なるほど大人の意見や、けんもほろろ(笑)
しかし、へんくつ者、超楽観的な私は、この大人の意見に心の中で、真っ向から反発していた。
身内に政治家?政治は皆の為にするんや、私物化するもんとちゃうぞ!
学歴、経歴?医師や弁護士、学校の先生は資格いるけど、政治家ってなんもいらんよなぁ!
お金?選挙カーら必要ない、事務所らいらん、いる言うならテントでもええやん(本気)そしてほんまに選挙カーなし、事務所なし。
人?携帯電話開いて、これだけ友人いてたらいけるいける大丈夫。(頼みもしてないのに、勝手に友人知人が協力してくれると思い込んでる。笑)そして思い込み通り、ありがたいことに友人知人、後に出会った人たちが協力してくれる。
公認?確かに政党公認は民主党の判断よな、優秀な同期生が数多くいる中で、普通に考えれば私の経歴では大きな壁だ。 選挙が近づき本当に候補者選びとなればスクールの枠だけではないだろう。そうなんだけれども、自分ではどうしようもないことを考えるのはやめよう。 無所属でもでれる、はじめはそのつもりで勉強を始めよう、そして公認漏れしたらしたで前向きにとらえ、這いずり回って滑り込みでも当選して、めちゃめちゃ頑張って民主党に後悔させてやろう。
まぁそんな感じで夜も遅いので次回につづく。