今、NHKで自殺について語っています。
私は2006年に死んでいたかも知れない。
それは急にやって来た心状でした。
北海道でのライブの翌日、同行していたオブザーバーと別行動を取ることになりました。
楽しみにしていた目的地に向かう時に、なんか体調が悪く
途中に見つけたコンビニで
一番高いユンケルを買って飲んだのですが
最悪にも、そのユンケルが気持ちを高め…過呼吸&過換気&パニックを起こしてしまい…
途中に医者に行き安定剤を打たれたらしいのですが全く効かず
更に打たれたのに約14時間苦しみました。
その日ホテルに帰る予定が帰れず
医者宅に泊まり…
次の日の朝9時…
石川に帰る為に電車に乗って
間もなく前日と同じ状態になり、
電車から降ろされ札幌の手前の駅に
救急車が待ち病院に連れて行かれ
夕方までお世話になり
その後、札幌で空いているホテルに入り
2時発の飛行機には乗れませんでした。
翌日…私のライブに来て下さっていた
タクシーの運転手さんがホテルに迎えに来て下さり…
千歳空港に行くまで観光を兼ねながら
送って下さいました。
その翌日…家にいて
やはり苦しくてメンバーに来てもらい
病院に連れてってもらったのですが
やはり病院でも倒れてしまいました。
普通、過呼吸やパニックとかでは入院はないのですが、
心臓からの酸素の出方に異常があるから原因を調べる為、入院!
多くの検査を受けました。が、全く予想もしていなかった胆嚢に石が発見され、胆嚢破裂寸前だったそうで、手術を受け…明日、退院って夕方
担当の医師が
「君の病気は治らない。その理由を調べ書いてあるから読んでおいてくれ」と
一枚の紙を置いて行きました。
私は、呼吸が苦しくなるので北海道で禁煙の誓いをして
病院にいる間の10日間、普通に禁煙していましたが
先生の「治らない」の言葉に自暴自棄になり
ヒロちゃんに電話し
「タバコ買って来て」と呼び出しました。
ヒロちゃんは、めったな事では私に意見する人ではなくて
「何か理由がある」と判断し、すぐに来てくれました。
外で待っていた私は、ヒロちゃんの車に乗り込み
夕焼けを見ながら
自然に涙が止めどもなく流れ
タバコ吹かし泣き続け
何本か吸った時にヒロちゃんが
「何かあったんか?」と
夕焼け見ながらボソッと語りかけました。
そうなんです…そんな人なのです。
すぐに、どうした?こうした?と責め問う事を決してしません。
言いたいことがあれば、私が話始めると
待ってくれる人なのです。
で、話すと判断したのだと思います。聞きました。
私は医師が言った事を伝えました。
ただ、残念なのは、その時にヒロちゃんが何を言ってくれたのかは覚えていません。
ヒロちゃんには帰ってもらい、部屋に戻り…カーテンして
ずっと泣き続けていました。
が、急に「こんな苦しみなんて大空を飛んで消せばいい。
私なら鳥のように飛べるから」
涙が止まり、私は「私なら飛べる」「私なら飛べる」が心の中で喜びを見つけ
「良かったぁ」って嬉しくなっていました。
8階(8階建て)に行こうと歩き出したその時、部屋の出口に耀子ちゃんが入院していたのですが
耀子ちゃんが「真弓さん、ちょっと見て」って私に声をかけ…
何枚かある色紙を見せてくれました。
耀子ちゃんは、私が医師に言われた事を聞いていて
泣き出した事を知り…色紙をずっと書いていてくれてたのです
「真弓さん、明日退院やね、どれか好きなもの持って行って」
そこには、お地蔵様と短い言葉が書いてありました。
その時、飛べる…は、なくなりました。
自殺には、色んな原因があるでしょうが
多分なら、本人にとっては「楽になれる為への道」
それが多いと思います。
そんな時に、私は耀子ちゃんの
「支えたい」って優しさに偶然救われたのです。
何を忘れても…忘れられない私の自殺未遂への出来事でした。
もちろん、今も精神状態は異常なのでしょう。
精神病院で診断された私の病名は「全般性不安障害」といいます。
「不安」なんて誰でも抱えていますが
この病気には色んな症状が伴い…指では数え切れないだけ救急車のお世話になりました。
ただ、ここ2年間は倒れていません。
薬を飲み続けています。
それがイヤで「飲みたくない、いやや」って
ヒロちゃんに何度か言った事がありますが
ヒロちゃんはその都度
「薬を飲むだけの事!それで楽なら飲むだけ飲めばいいんや。苦しいよりいい。私も飲んでる(血管の薬)そうするだけで命が助かってる」
そうだよね。
飲むだけ…!
これからも続けてたら、
救急車のお世話にならなくていいもんね。
私は2006年に死んでいたかも知れない。
それは急にやって来た心状でした。
北海道でのライブの翌日、同行していたオブザーバーと別行動を取ることになりました。
楽しみにしていた目的地に向かう時に、なんか体調が悪く
途中に見つけたコンビニで
一番高いユンケルを買って飲んだのですが
最悪にも、そのユンケルが気持ちを高め…過呼吸&過換気&パニックを起こしてしまい…
途中に医者に行き安定剤を打たれたらしいのですが全く効かず
更に打たれたのに約14時間苦しみました。
その日ホテルに帰る予定が帰れず
医者宅に泊まり…
次の日の朝9時…
石川に帰る為に電車に乗って
間もなく前日と同じ状態になり、
電車から降ろされ札幌の手前の駅に
救急車が待ち病院に連れて行かれ
夕方までお世話になり
その後、札幌で空いているホテルに入り
2時発の飛行機には乗れませんでした。
翌日…私のライブに来て下さっていた
タクシーの運転手さんがホテルに迎えに来て下さり…
千歳空港に行くまで観光を兼ねながら
送って下さいました。
その翌日…家にいて
やはり苦しくてメンバーに来てもらい
病院に連れてってもらったのですが
やはり病院でも倒れてしまいました。
普通、過呼吸やパニックとかでは入院はないのですが、
心臓からの酸素の出方に異常があるから原因を調べる為、入院!
多くの検査を受けました。が、全く予想もしていなかった胆嚢に石が発見され、胆嚢破裂寸前だったそうで、手術を受け…明日、退院って夕方
担当の医師が
「君の病気は治らない。その理由を調べ書いてあるから読んでおいてくれ」と
一枚の紙を置いて行きました。
私は、呼吸が苦しくなるので北海道で禁煙の誓いをして
病院にいる間の10日間、普通に禁煙していましたが
先生の「治らない」の言葉に自暴自棄になり
ヒロちゃんに電話し
「タバコ買って来て」と呼び出しました。
ヒロちゃんは、めったな事では私に意見する人ではなくて
「何か理由がある」と判断し、すぐに来てくれました。
外で待っていた私は、ヒロちゃんの車に乗り込み
夕焼けを見ながら
自然に涙が止めどもなく流れ
タバコ吹かし泣き続け
何本か吸った時にヒロちゃんが
「何かあったんか?」と
夕焼け見ながらボソッと語りかけました。
そうなんです…そんな人なのです。
すぐに、どうした?こうした?と責め問う事を決してしません。
言いたいことがあれば、私が話始めると
待ってくれる人なのです。
で、話すと判断したのだと思います。聞きました。
私は医師が言った事を伝えました。
ただ、残念なのは、その時にヒロちゃんが何を言ってくれたのかは覚えていません。
ヒロちゃんには帰ってもらい、部屋に戻り…カーテンして
ずっと泣き続けていました。
が、急に「こんな苦しみなんて大空を飛んで消せばいい。
私なら鳥のように飛べるから」
涙が止まり、私は「私なら飛べる」「私なら飛べる」が心の中で喜びを見つけ
「良かったぁ」って嬉しくなっていました。
8階(8階建て)に行こうと歩き出したその時、部屋の出口に耀子ちゃんが入院していたのですが
耀子ちゃんが「真弓さん、ちょっと見て」って私に声をかけ…
何枚かある色紙を見せてくれました。
耀子ちゃんは、私が医師に言われた事を聞いていて
泣き出した事を知り…色紙をずっと書いていてくれてたのです
「真弓さん、明日退院やね、どれか好きなもの持って行って」
そこには、お地蔵様と短い言葉が書いてありました。
その時、飛べる…は、なくなりました。
自殺には、色んな原因があるでしょうが
多分なら、本人にとっては「楽になれる為への道」
それが多いと思います。
そんな時に、私は耀子ちゃんの
「支えたい」って優しさに偶然救われたのです。
何を忘れても…忘れられない私の自殺未遂への出来事でした。
もちろん、今も精神状態は異常なのでしょう。
精神病院で診断された私の病名は「全般性不安障害」といいます。
「不安」なんて誰でも抱えていますが
この病気には色んな症状が伴い…指では数え切れないだけ救急車のお世話になりました。
ただ、ここ2年間は倒れていません。
薬を飲み続けています。
それがイヤで「飲みたくない、いやや」って
ヒロちゃんに何度か言った事がありますが
ヒロちゃんはその都度
「薬を飲むだけの事!それで楽なら飲むだけ飲めばいいんや。苦しいよりいい。私も飲んでる(血管の薬)そうするだけで命が助かってる」
そうだよね。
飲むだけ…!
これからも続けてたら、
救急車のお世話にならなくていいもんね。