宇品の猫にあいに行こう～始まりは「シャ～！」

宇品の森の奥まった所にある広場の
更に、奥まった所に
小さなベンチの片隅に
猫の姿がありました

そ～っと
ゆっくりと
近づきます


どうやら
私に気づいたようですね

更に
ゆっくり
ゆっくり
近づきます


お互いに
初対面なので
これだけ近づくと
さすがに
恐怖心を駆り立ててしまったようですね


「シャ～
　　シャ～
　　　シャ～」
その声だけが
静かな森に
吸い込まれてゆきました


時折
こんな可愛い仕草も見せてくれますが

ゆっくりと
焦らずに
じっくりと時間をかけて
仲良しに
なってもらうと致します。