北広島町まで来たのは
おうし座流星群の撮影が目的でしたが全く見えず
あまりの寒風と恐怖から掛頭山を下山し
幡原にある二川キャンプ場まで下りました
ここも街灯は一切なく
非常に恐怖を感じる所でしたが
星の美しさにライトの助けを借りての撮影です
臆病者は一人での撮影はできないと思い
〝荒谷山〟に向かう途中に道を間違えてしまいましたが
偶然に、このような眺めに出逢ってしまいました
「亀山八幡神社」
社越しに満天の星が輝きます
車が通りかかりライトの光が
見事に社を浮き上がらせてくれました
「こんな真夜中に何を写しているのですか?」
道の真ん中で写していたもので怪しく思われ
車の人に声を掛けられます
ふりかえると、そこにはお巡りさんが二人
どのように考えても、私は充分に怪しい人物ですネ
所謂、その職務質問に私は正直に
「今日は流星の日で、星がたくさん流れるのですよ」
とぼけたような私の答えに不信感あらわな二人
私が話ながら東の空を指さすと
偶然、シュ~ッと一筋の星が流れと「オ~~!」感動の雄叫び
道を挟んだ反対側にある鳥居が
パトカーのライトに染まります
「オ~また流れた~」「こっちもじゃ~」
流れ星を目撃してしまった、お巡りさんと約1時間
仲良く三人で感動しながら眺めていましたが
なかなか画面の中には入ってくれないものですね
パトカーが立ち去ったあとの眺め
ようやくなんとか小さな小さな流れ星が撮れました
最近まで広島市内の勤務だったそうで
お巡りさんが感動されたのは無理もなく
田舎での勤務も楽しくなったそうでした。