経理への転職を考えるなら、まず取るべき資格は簿記です。
もちろん簿記を持っていなくとも受かることは全然ありますが、一番取っておいて失敗はない資格と言えます。
どうせ、採用されたら簿記は取りますしね。
ただ、簿記以外にも経理への転職に有利な資格はあるのでしょうか。
今回は、簿記以外に経理への転職に有利に働く資格を紹介します。
ビジネス会計検定
財務諸表の読み方を問われる資格検定です。
公式サイト:https://www.b-accounting.jp/
簿記はあくまで財務諸表をつくるための技術を問われる資格です。
そうして作った財務諸表をどうやって経営に活用するのかということが学べる資格なので、単に経理として作業員になるのではなく、財務系の役員やCFO、会計系のコンサルとしてキャリアを築いていきたい人にはおすすめですね。
FASS検定
公式サイト:https://www.cfo.jp/fass/fass_exam/
簿記よりも実務に近い内容が学べます。
そのため、未経験者には少し難しいかもしれませんが、本気度は面接で伝えられます。
具体的には、経理・財務に特化した実務スキルを評価されます。
中小企業診断士
有名な国家資格ですが、簿記と比べ物にならないほど難関資格なので、取れるなら最高といった感じですね笑
公式サイト:https://www.j-smeca.jp/contents/007_shiken.html
何年間も勉強し続ける社会人の方も多いです。
どちらかというと、将来的に独立を見据えている人にはとくに役に立ちますね。
経理の実務というより、もっと俯瞰した立場から、管理会計などをしたい、経営コンサルをしたいという人にぴったり。
IFRS検定
外資系に転職したいなど、グローバルなキャリアを築きたいという場合は、IFRS検定もおすすめ。
公式サイト:https://www.ifrs-kentei.com/
IFRSとは、国際会計基準のこと。
日系企業でも国際会計基準を導入する会社が増えており、そういった意味では、内資の企業の経理部門でも引き合いが強そうです。
USCPAなどを受ける前段階として取るひとも多いようです。
TOEIC
ここまでいくと趣向が変わりますが、やはり転職の資格といえば、簿記とTOEICが圧倒的に定番。
経理への転職に限るとどこまで評価されるかは企業にもよるところが大きいですが、簿記2級とTOEIC800点でも持っていれば、評価する企業が多いでしょう。
英語力はつけておいて損をすることは絶対にないので、あまり有名でない資格を取るなら、無難にTOEICのスコアをあげておくというのも全然ありな選択肢ですね。
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