❤️
がよく見えるよ(笑)
10年前に書いたチビ太との出会いのことを改めて書こうと思います。
下手な文章で少し長く読み辛いと思いますので読みたくない方はここで引き返してきださいね(笑)
チビ太との最初の出会いは今でもはっきり覚えています。
チビ太はチビと言う母猫の2匹いた子供のうちの1匹でした。チビはしなやかな体つきの黒猫で、当時住んでいたアパートの住民が御飯をあげてみんなで可愛がっていました。
そんなチビのお腹がポッコリし始めた事から妊娠した事が判明しました。オヤジはその界隈をうろついている顔のでかいボス猫のウッシー(模様がホルスタイン柄に似ていたので)と思われます。
チビは出産が近くなったのかアパートに姿を見せなくなりました。「チビどうしているかねぇ。子供産まれたかねぇ」と、元カミさんと話をしていました(当時は結婚していました、ハハハ)。
姿を見せなくなってから結構な日が経ったそんなある日の夜、聞き慣れたチビの鳴き声が聞こえてきました。ガラガラで低いダミ声(笑)。
チビだと、すぐにわかったので玄関を開けてみると、なんと!ウチの前に来ていました。
「ミャー!(ハラヘッタ、メシクレ!)」
チビが久し振りにウチを訪ねてくれた事が嬉しくて、母乳がたっぷりと出るように沢山御飯をあげました。ガツガツと御飯を食べているチビに「今度は子供も連れて食べにおいで。」と話しかけていました。
その次の日の朝のこと…
夢なのか「ミーミー」と甲高く細い鳴き声がうっすらと聞こえてきます。
えっ?まさか!
反射的に起きました。私が急に起きたことにビックリして元カミも起きました。起きたら外からはっきりと「ミーミー」という子猫の鳴き声が聞こえてきます。元カミと二人顔を見合わせて、あわてて玄関を開けました。そうしたら・・・
「ミャー!」
そこにはチビがいました。
そして「ミーミー」という鳴き声は二ヶ所から聞こえてきます。まずは階段の踊り場から、そしてその下の階段から。声のする方を覗いてみると、踊り場のプランターの後ろに一つ、階段を降りていくと階段の下にもう一つ、黒い毛玉がうごめいています。細長いシッポがプルプル震えて毛玉がジタバタしていました。
ほんとうに連れて来たよ。
しかも次の日の朝に!
どちらがチビ太かは覚えていません。
でも、それがチビ太との初めての出会いでした。