市川在住

読んだ本の紹介に加えて,市川での暮らしで何気なく目に留まったものごとを綴ります.ご飯屋さん,街並,風景など.

ビブリア古書堂の事件手帖5

2015-01-17 13:40:15 | 趣味(本・映画・音楽etc.)
プロローグ リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』(新潮文庫)
第一章   『彷書月刊』(弘隆社・彷徨舎)
断章Ⅰ   小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)
第二章   手塚治虫『ブラック・ジャック』(秋田書店)
断章Ⅱ   小沼丹『黒いハンカチ』(創元推理文庫)
第三章   寺山修司『われに五月を』(作品社)
断章Ⅲ   木津豊太郎『詩集 普通の鶏』(書肆季節社)
エピローグ リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』(新潮文庫)

今回のテーマは告白ですかね.

栞子さんが五浦大輔を呼ぶ呼び方の変化に
二人の関係の変化を感じれるこの5巻において
何気に人の呼び方や書き方が読む上で大事です.

私は一読した後,頭の中に?が残り
プロローグと断章Ⅲとエピローグを再読しました.
過去と今が錯綜しつつ物語は週末に向けて加速していきます.

あとがきを読むと
「前の巻のあとがきでも書いたように、
物語は折り返し地点を過ぎて終盤に入っています。」
と書かれています.

・4巻で折り返し地点を過ぎた
・5巻は終盤に入っている
以上2点から考えると最大8巻,もしかしたら7巻で
ビブリアシリーズは完結するのかもしれませんね.

閑話休題.
物語の本道には全く関わらないけど
滝野リュウのせりふに,やけに印象に残ったものがありました.
主人公篠川栞子を探して言った以下のせりふです.
「あ、いない。どこにいるの。あのおっぱいメガネ」

ビブリア古書堂の事件手帖5
~栞子さんと繋がりの時~
三上 延
メディアワークス文庫

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