
第25回山本周五郎賞受賞
第147回直木賞候補
第10回本屋大賞第3位
小説新潮の二〇一〇年九月号~二〇一一年六月号に掲載された
「夢をみた Jai reve」を改題
アンリ・ルソーに関わる史実に基づいたフィクション.
舞台は日本から始まりニューヨークにて帰着します.
描かれているのは世界的な絵画のコレクターから招待を受けた
アンリ・ルソーの研究者二人の七日間.
その七日間で二人はとある小説を読み
最終日にまだ世に出ていない絵画の鑑定をします.
絵画に興味がなかったとしても
アンリ・ルソーの絵画への情熱にあふれた世界が
目の前に浮かぶことでしょう.
この作品に限らず原田さんの小説を支えているのは
確かな情景描写もさることながら巧みな心理描写でしょう.
この作品では主人公達の息遣いを間近に感じつつ
真のキュレーターの絵画作品に対する愛情の深さにも
触れることができました.
絵画の知識がなくても楽しめますがどんな絵画か知っていると
なお楽しめると思いますのでこれから読む人は
よかったらもこちらもご覧になって下さいませ.
楽園のカンヴァス
原田マハ
新潮社
第147回直木賞候補
第10回本屋大賞第3位
小説新潮の二〇一〇年九月号~二〇一一年六月号に掲載された
「夢をみた Jai reve」を改題
アンリ・ルソーに関わる史実に基づいたフィクション.
舞台は日本から始まりニューヨークにて帰着します.
描かれているのは世界的な絵画のコレクターから招待を受けた
アンリ・ルソーの研究者二人の七日間.
その七日間で二人はとある小説を読み
最終日にまだ世に出ていない絵画の鑑定をします.
絵画に興味がなかったとしても
アンリ・ルソーの絵画への情熱にあふれた世界が
目の前に浮かぶことでしょう.
この作品に限らず原田さんの小説を支えているのは
確かな情景描写もさることながら巧みな心理描写でしょう.
この作品では主人公達の息遣いを間近に感じつつ
真のキュレーターの絵画作品に対する愛情の深さにも
触れることができました.
絵画の知識がなくても楽しめますがどんな絵画か知っていると
なお楽しめると思いますのでこれから読む人は
よかったらもこちらもご覧になって下さいませ.
楽園のカンヴァス
原田マハ
新潮社

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます