2011年第145回直木賞受賞作品.
宇宙科学開発機構でロケットエンジンの研究員をしていた主人公佃航平は
下町の精密機械製造業『佃製作所』を継いで社長業に勤しんでいた.
そんな折り,主要取引先から取引終了を急に通告される.
そこから始まる中小企業のどたばたを描いたお話.
銀行と中小企業の関係,知的財産の大切さなどが
リアルに描かれています.
創るっていいですね.
そして仲間っていいですね.
「――佃品質。佃プライド。」
こういうことを心底思える仕事をしたいと
感じさせてくれたお話でした.
下町ロケット
池井戸 潤
小学館
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