久しぶりに手に取った荻原さんの小説.
相変わらずの軽快な文章で綴られたとある家族のお話.
今回は,家族全員の視点で物語は進行します.
転勤のすることになった父親のわがままで暮らし始めた
東京と比較して,もの凄い田舎にある旧家.
その旧家には座敷わらしがいた・・・
というわけで,現代の世に座敷わらしがどうからむのかは
読んでからのお楽しみ.
しっかり笑ってちょっぴりホロリ.
納まるところに納まっておしまいとなる物語.
家族,友人,会社で人間関係に少し疑問がある人は
是非どうぞ.
愛しの座敷わらし
荻原 浩
朝日新聞出版
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