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2005年本屋大賞2位.
若年性アルツハイマーになった主人公のお話.
もうね,感情移入しちゃうと読めません.
何とも切ない.そして何とも出来ない.
不治の病にかかった人とその家族.
その職場の人達.趣味の知り合い.昔の知り合い.
色んな自分が生きてきて関係してきた人達との繋がりが
自分が望まなくても記憶から抜け落ちていく.
そして,抜け落ちていったことにも気付けない.
主人公が抱く切なさ,そして主人公に関わる人々の
本当それぞれ違った対応と関わり方.
そしてそして,物語の最後(涙).
今尚,不治の病である以上,辿り着く未来は一つとはわかりつつも
そうなって欲しくないと感情移入してしまう自分がいました.
この病気は,なった人にとっては,少しずつ自分が自分でなくなっていく
そんな恐怖と相対さなくてはならない,本当に恐い病気で
そして残される人にとっては,何ともはがゆくて切なくて
たまらないものなんだということが,もの凄く実感できた作品でした.
明日の記憶
光文社
荻原 浩
若年性アルツハイマーになった主人公のお話.
もうね,感情移入しちゃうと読めません.
何とも切ない.そして何とも出来ない.
不治の病にかかった人とその家族.
その職場の人達.趣味の知り合い.昔の知り合い.
色んな自分が生きてきて関係してきた人達との繋がりが
自分が望まなくても記憶から抜け落ちていく.
そして,抜け落ちていったことにも気付けない.
主人公が抱く切なさ,そして主人公に関わる人々の
本当それぞれ違った対応と関わり方.
そしてそして,物語の最後(涙).
今尚,不治の病である以上,辿り着く未来は一つとはわかりつつも
そうなって欲しくないと感情移入してしまう自分がいました.
この病気は,なった人にとっては,少しずつ自分が自分でなくなっていく
そんな恐怖と相対さなくてはならない,本当に恐い病気で
そして残される人にとっては,何ともはがゆくて切なくて
たまらないものなんだということが,もの凄く実感できた作品でした.
明日の記憶
光文社
荻原 浩
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