図書館戦争

『図書館の自由に関する宣言』
日本図書館協会の綱領に定められ
1979年5月30日に改訂されたものである．

図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することを、もっとも重要な任務とする。この任務を果たすため、図書館は次のことを確認し実践する。

第1 図書館は資料収集の自由を有する。
第2 図書館は資料提供の自由を有する。
第3 図書館は利用者の秘密を守る。
第4 図書館はすべての検閲に反対する。

図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。


この宣言からスタートしたお話が戦いと戦争の話にまとまるところが
有川　浩ワールド全開といったところでしょう．

王子様を追いかけて図書館隊に入った直情的な体力馬鹿な女の子が
鬼教官にしごかれながら成長していく話と言えば，雰囲気が伝わるでしょうか？

これ以上は，お話の本筋に関わるので
後はお読み下さいませ．

図書館シリーズの幕開けを飾る第一作です．
そして
2007年本屋大賞第５位の作品です．


図書館戦争
有川　浩
アスキー・メディアワークス