烏有此譚 2012-02-08 22:47:14 | 趣味(本・映画・音楽etc.) 第32回野間文芸新人賞受賞作品. 烏ぞ此の譚有らんや(いづくんぞこのはなしあらんや). どうしてこんな話があるだろうか,いやない.つまりは,馬鹿話ということらしい. 単行本で読むと,上段に本文があり, 下段にといっても三分の一位を占めるのだが,注がある. そして,この注が曲者で,本文を捨て置き 凄い勢いで,かつ,凄いマニアックに書き綴られていく. 本文と注がまるで独立進行してるかのように展開されるので 一冊の本なのに,しおりが二つ必要だった(苦笑) 良い意味で芥川賞作家らしい作品でした. 烏有此譚 円城 塔 講談社 #小説(レビュー感想) « 図解入門 よくわかる痛み・... | トップ | 手打ちうどん 讃岐 麺蔵120211 »
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