てなわけで
我が造船所で大活躍している3Dプリンターですが
大活躍と同時に悪魔のささやきもしてきます・・・・
そう
現プリンターi3mega「俺では細かい造形出来ないんだぜ~ 光造形の3Dプリンターだと細かく出来るぞ~」
とか
現プリンターi3mega「いまは光造形のプリンターも 3万位で売ってるぞ」
など・・・
そう!
現在のFDM式のi3megaでは 想定していた細かい造形が難しいのです・・・
特に艦橋内部の双眼鏡やらいろいろな物は・・・
実際に何個かやってみましたがそのどれもが失敗・・・
(まぁ 0.4mmのノズルで0.2mmのナットの再現とか そら無理ですわ・・・)
でっ やっちまいましたよ
新しいプリンターゲットです・・・
いえ
ちゃんと悩みました!
悩んだんです!
これ以上どう悩めばいいんですか!!(byバナージ風)
と 言う位悩んだんですが
買うのは簡単です・・・ポチればいいんですから・・・
そんなわけで はい 到着です~
写真 右側が 新型機になります
前回と同じ ANYCUBIC製の
PHOTONになります
UVレジンを使用し光造形していく装置ですね~
でっ 早速 製作!と行きたいところなのですが~
今回購入するに当たって機械を改造しないと置き場が無い!
ということがわかりきっておりまして
カバー開閉用の扉を改造しました
通常はこの様なヒンジが付いておりカバーを上に跳ね上げるタイプなのですが
どうしても 上の写真の様に棚の上に置かなければならず
そうすると上の棚が引っかかって
カバーが開かない・・ということになります
そこで~
ヒンジを改良し 奥の白い奴にしました
こいつは 前回の3Dプリンターで製作したのですが
カバーを溝に入れて引っかける構造にしています
これにより カバーの取り外しが可能となり
棚へ置いても製品の製作が可能となりました~
机の上では無く 棚に置きたい人にはお勧めの改造ですね~(言ってくれればプリントデータ渡せます^^)
もっとも 開け閉めのたびにカバーをどこかに置かなければなりませんが・・・
(それでも机の上を占領することを考えれば うちでは全く問題にもなりません!)
他にも この機種ではZ点あわせが面倒とか書いてあり
EAZY Z=0と言う物を装着すると格段に楽と書いてあったのですが
どうも取り扱いがすでに無いらしく
仕方ないので 自作しました
上の写真中央の銀色の奴ですね~
表面処理は面倒なのでしておりませんがアルミ製になります
(欲しい方がいれば見積もります もっとも結構しちゃうと思いますが・・・・)
いろいろなホームページを拝見し形をまねたので まず問題無いでしょう~
(って言うか プリントしても問題無かったので大丈夫なはずです・・・たぶん)
でっ 色々改造してから 印刷してみました~
こいつの前に本当はサンプルも印刷したのですが
写真撮ってなかったです
とはいえ 本当にしたかったのは船部品の印刷ですから
まぁOKでしょう~
見てあげてください!
前回はこんなにぼろぼろだった 窓枠が
上記のようにしっかりと!
太さ1mmなのですがしっかり再現されています
他にも
主砲のカバーもこの様にすべすべに
積層跡が殆ど分かりません!
さすが光造形
ここまでの物が作れる機械が 3万円位なんて
すごくいい世の中になりました
どんどん堕落していく自分が 手に取るように分かります・・・・(おぃ
だって こんな物も印刷出来るんですよ~
艦橋内部の 双眼鏡等です・・・・
こんなん もう老眼の私には 作るとしたら苦行以外の何物でも無いです^^;
それがわずか 1時間ほどで・・・・(最も設計には時間がかかりますが・・・・)
もう 自分3Dプリンター無しでは ラジコン製作出来ない体になってしまったのが分かります・・・(ぉ~ぃ
こんなにすごい光造形ですが 全く問題無いわけでは無く
まず!
UVレジンを使う場合 結構匂いがします
それも 長時間そのまま吸うとやばそうな匂いです
換気は必須ですし 一般家庭のお部屋ではクレームが来そうです・・・
部屋でやる場合は 匂い対策必須ですね~
次に
FMD式と違い 1回1回片付けが必要です
プリントするベースやらレジンを入れる槽やらを
アルコールで洗わなければなりません
慣れれば15分位ですが されど15分です
面倒なことに変わりはありません
将来的には 水性レジンの使用を考えています~(アルコール洗浄が必要ないそうなので)
とまあ 面倒+匂い等有りますが
それでも ここまで精巧な物が出来るのは
模型作りでは かなりのアドバンテージでは無いでしょうか?
想像次第でいろいろなことが出来そうです
すでに プリンターの改造部品をプリンターで作るとかしてますしね
レジンであれば モーターベースなんかも行けるかもしれません
そんなわけで 今回のブログは
船製作と言うより 3Dプリンターの広告になってしましました^^;
あ~ 他にもやったことあったんですけど
長くなったので 今日はこの辺で~^^;
清水の舞台から飛び降りたのですね。)^o^(
でも、飛び降りた甲斐があったみたいですね。
かなり精巧なモノが製作できて、良いですね。
最強のツールかもしれません。
が、私には ムリみたいですね。
これからも素晴らしい作品が生まれてくることでしょう。
楽しみにしています。
いや~ かなりのダイビングでしたよ^^;
そのかいあってかなり細かい物が作れます
発想と図面を書く根気次第では
確かに最強ツールになりえそうです
とりあえず 使いこなせるように頑張ってみます~