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【#朝鮮日報】台風10号、蔚山→江陵を東海に沿って北上…韓米日の予想全て外れる

2020-09-08 04:23:41 | 新聞記事
台風10号「ハイシェン」、7日午後1時30分ごろ江陵の北の東海沖へ
 韓半島に上陸せず東海沖を北上するとみられていた台風10号(アジア名:ハイシェン)が7日午前、蔚山付近に上陸した。台風10号は東海沿いの陸地を北上して江原道江陵に到達し、午後1時半ごろ江陵の北の東海沖へと抜けた。

 台風10号は同日午前9時ごろ、蔚山の南側に上陸。韓国気象庁は台風10号が韓半島には上陸せずに東海の海上を海岸線に沿って北上すると予想していたが、台風の進路が西側にずれ、内陸に入った。台風は東海沿いの陸地を北上し、正午ごろ江陵の南南東100キロ地点から東海上に抜けた。

 中心の最大風速は秒速32メートル、台風の強さは「強い」から「並」へと多少弱まったが、東海の沿岸部では最大瞬間風速30メートルの非常に強い風が吹いた。江原道嶺東地域では1時間に約40ミリの大雨が降った。

 先に台風10号が通過した慶尚北道浦項の九竜浦では最大瞬間風速42.3メートル、巨済のソイマルで38.2メートル、釜山で32.2メートルの強風が吹き荒れ、済州島は各地で500ミリを超える降水量を記録した。

 海に抜けた台風は今後、東海上を北上し、8日未明に北朝鮮・清津の南南西140キロ付近の海上に到達した後、徐々に勢力を弱めて消滅する(温帯低気圧に変わる)と韓国気象庁は予想している。

今回は韓・米・日いずれの予想も外れる

 台風10号の北上ルートをめぐっては、韓・米・日の気象当局の予想がそれぞれ異なっており、結果が注目されていた。韓国気象庁は前日、台風10号が韓半島に上陸せずに東海沖を北上すると予想していたが、米国と日本の気象庁は台風10号が釜山付近に上陸して韓半島を縦断するとの見方を示していた。

 韓国気象庁は前日午後、台風10号が7日午前6時に釜山の南東沖100キロの海上、午後0時に釜山の北北東沖190キロの海上、午後6時に江陵の北北東沖190キロの海上を経て北上するとの予報を出した。台風の中心が韓半島には上陸せず、東海の海側にそれたまま北上し、北朝鮮の清津に向かうとみていた。

 一方、米国と日本は台風10号が韓国気象庁の予想よりも西寄りを進み、韓半島に上陸するとの見方を示していた。米軍合同台風警報センター(JTWC)は、台風10号が7日未明に釜山の西に上陸し、韓半島の中央を通過して北朝鮮に到達するとみていた。

 日本の気象庁もJTWCと同様、台風10号が7日未明に釜山の西に上陸するとみていた。ただし、その後の北上ルートは米国側の予想よりやや東側で、慶尚道地域を縦断するとみていた。

 しかし、実際には台風10号は釜山ではなく蔚山付近に上陸し、東海沿いの陸上を江陵まで北上した。結局、今回の台風は韓米日3か国の気象当局の予想がいずれもわずかに外れたことになる。おおよその進路を見ると韓国気象庁が比較的正確だったとの分析も出ている。しかし韓半島への上陸の有無に関する予測は結果的に外れたことになる。

台風9号も韓米日の進路予想に差…結果は韓国の勝利

 台風9号(アジア名:メイサーク)の進路をめぐっても韓国気象庁と米・日など海外機関の予想が異なったが、このときは韓国気象庁の予想が最も正確だった。

 韓国気象庁は、台風9号が3日未明に巨済と釜山の間に上陸し、釜山や蔚山など慶尚道地域を縦断した後、同日午後6-9時ごろ東海上に抜けるとの見方を示していた。一方JTWCは台風9号が全羅南道の麗水と南海の間に上陸し、韓半島の中央を直進して北朝鮮に到達すると予想した。日本の気象庁は韓国気象庁と米国JTWCの中間あたり、全羅南道と慶尚南道の間に上陸してやや東寄りに進み、東海に抜けると予想した。

 台風9号の実際の進路は韓国気象庁の予想が最も正確だった。台風9号は3日午前1時40分ごろ巨済島の南端を通過し、午前2時20分ごろ釜山の南西に上陸した。その後韓半島東部を北上し、午前6時30分ごろ江陵付近から東海沖に抜けた。

キム・ウンギョン記者


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