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【#朝鮮日報】【社説】秋長官に不利な陳述を削除した検事が捜査チーム復帰、最後までもみ消すつもりか

2020-09-08 04:21:41 | 新聞記事
 ソウル東部地検が秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の息子の軍休暇未復帰事件を捜査していた検事、捜査官を東部地検に派遣するよう、大検察庁に要請した。事件を再び担当させるということだ。問題の検事、捜査官は今年6月、秋長官の息子が所属する部隊の支援将校だった大尉を取り調べ、「秋長官の補佐官の休暇延長(要請)電話を受けた」という証言を確保していたにもかかわらず、参考人調書に記載しなかったとされる。部隊支援隊長である中領(中佐)も「検察の聴取で補佐官の電話内容を陳述したが、自分の調書にもなかった」と証言した。「秋長官の介入」を示す重要な手がかりを意図的に記載せず、事実上陳述調書を改ざんしたものだ。それ自体が犯罪だ。ところが、調書改ざんが明るみに出たにもかかわらず、再び捜査を委ねるのだという。丸ごと改ざんしてもみ消せというに等しい。

 その上、問題の検事と捜査官は直属の上官である東部地検の次長検事らに「秋長官の補佐官による電話」に関する陳述を報告していなかったという。何者かの指示でそうした可能性が高い。東部地検の次長検事と部長検事は最近の検察人事で辞表を出したか、閑職に追いやられた。一方、検事はソウル中央地検副部長に昇進し、捜査官も要職である大検察庁での勤務を命じられた。補佐官による介入の事実をもみ消した見返りに賞を与え、口止めをしたのではないか。

 秋長官の息子に関する優遇圧力と捜査妨害の真相を究明するためには独立した特任検事が捜査するしかない。現在捜査の責任者である東部地検長は大検察庁刑事部長だった当時、チャンネルA記者事件で露骨に長官に味方した人物であり、現在事件を担当している部長検事は文在寅(ムン・ジェイン)大統領の手足である李盛潤(イ・ソンユン)ソウル中央地検長の高校の後輩だ。適正に捜査が行われるはずがない。

 秋長官の事件のみならず、政権の人物が関与した事件で隠ぺいの企てが相次いでいる。チョ・グク元法務部長官の裁判を担当していた検事チーム9人のうち3人が地方に左遷された。李盛潤氏の指示で残る6人のうち2人も公判チームから排除されたという。裁判を妨害し、「チョ・グク無罪」につなげようとするものだ。蔚山市長選での選挙工作事件で裁判を担当していた大検察庁の課長は外部機関に派遣され、部長検事と副部長は「虐殺人事」にやられた。民主党議員が関与したライム事件捜査チーム、金慶洙(キム・ギョンス)慶尚南道知事を捜査した検事にも同じことが起きた。丸ごともみ消したり、最後まで妨害に及んだりした。


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