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【#中央日報】「コロナ、武漢から流出」暴露後の余波…中国学者のツイッター・アカウント停止

2020-09-18 03:54:17 | 新聞記事
中国出身のウイルス学者・閻麗夢博士が、新型コロナウイルスは中国武漢の実験室で作られたと主張し、14日(現地時間)に発表した論文が大きな波紋を呼んでいる。

閻博士は同僚の学者3人と合同で作成した根拠論文をオープン情報プラットフォーム「Zenodo」に公開した。この論文は、現在まで世界で閲覧回数40万件、ダウンロード件数29万件を記録している。

しかし、ツイッターが閻博士のアカウントを停止する措置を取ったと米誌ニューズウィーク、米科学専門メディア「テクタイムズ」などの海外メディアが16日(現地時間)、報じた。報道によると、閻博士は14日にツイッター・アカウントを開設し、今回の論文について投稿してから48時間でアカウントが停止された。アカウント開設から2日間で閻博士のフォロワー数は一気に約6万人になった。

ツイッターは、5月から新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)に関して議論の余地がある投稿にラベル(案内文)をつけて知らせる政策を施行している。ツイッターは当時、この政策について「該当ツイートが害を及ぼす危険性はそれほど深刻でないとしても、依然として人々を混乱させたり、糊塗する可能性がある場合、追加説明を提供するためのもの」と発表した。

ところが、ツイッターは更に踏み込んで閻博士のアカウント自体を停止させた。ただし、ツイッターは閻博士の投稿の中でどのような内容が問題なのかは、具体的に明らかにしていない。

閻博士チームの論文は「新型コロナウイルスは2015~2017年に中国軍関連の研究所で発見されたコウモリのコロナウイルスと類似しており、中国内の実験室ではこのウイルスの遺伝子を活用して、必要な遺伝子を入れる方法で6カ月以内にコロナウイルスを作ることができる」と主張している。
フェイスブックやインスタグラムも米フォックスニュースの看板時事番組『タッカー・カールソン・トゥナイト』の公式アカウントで公開された閻博士のインタビュー動画に「虚偽の情報」の警告を表示した。

閻博士は15日、『タッカー・カールソン・トゥナイト』とのオンライン・インタビューで「私はパンデミック初期から新型コロナウイルスに関する秘密の研究に深く関与した」とし「ウイルスは研究室で作られ、中国政府が故意に流出した」と主張した。また、「すぐに追加の証拠を公開する」とも予告し、論争は続くものとみられる。

ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)企業が相次いで閻博士の主張に関する情報を遮断したことを受け、一部のネットユーザーは「意見の検閲」と批判している。フォックスニュースの『タッカー・カールソン・トゥナイト』も反発している。

『タッカー・カールソン・トゥナイト』はフェイスブックのアカウントで「フェイスブックは人々がコロナウイルスの内部告発者に関する我々の記事を閲覧できないようにしようと努めている。これは検閲」とし、ニュースで同内容を扱うと表明した。

閻博士チームの論文は、科学・医学界にも大きな議論を巻き起こしている。英バース大学のアンドリュー・プレストン教授はニューズウィークに「現在の形では、この論文にいかなる信頼も与えることができない」と述べた。

保健専門家のマイケル・ヘッド英サウサンプトン大学博士は英国デイリーメールに「新型コロナウイルスは、実験室で作られたものではないという点を明確に示す論文が既に仲間の検証を経て出てきた」とし「(閻博士の論文は)これまでの研究を凌駕するいかなるデータも明らかに提供していない」と評価した。

一方、テクタイムズによると、米軍医出身のローレンス・セリーヌ博士は「(閻博士の)このような主張を支持し、更に新型コロナウイルスは特定の国をターゲットにする人工疾病の可能性があると考える」と主張した。

議論は政界にも広がる見通しだ。ニューズウィークは閻博士のチームがドナルド・トランプ大統領の側近で極右的なスティーブ・バノン氏が作った団体に加入したと見られると伝えた。


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