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【#中央日報】中国、今度は「欧州の養殖場は不潔」…コロナの罪を被ったサケの涙

2020-06-19 03:19:22 | 海外の反応
中国北京で再発した新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)でサケ(サーモン)が直撃を受けている。北京新発地市場内で輸入サケを解体するときに使われていたまな板からコロナウイルスが検出されたためだ。

17日、環球時報などによると、中国では輸入サケに対する不信の声が高まった。特にノルウェー産サケがターゲットになっている。今年1~4月、中国が輸入したサケのうちノルウェー産は45%と半分に迫る。

環球時報は「ノルウェーの養殖サケは罪悪」としながら一部の養殖場の不潔な環境を指摘した。フランス・ドイツが共同出資している公営放送アルテの報道を引用しながらだ。ノルウェー北部海域には巨大な海上サケ「農場」が営まれている。この養殖場のサケはあまりにも狭い空間で密集して養殖されているため排泄物や汚い海水の中で放置されているのが常だという。このような養殖サケは病気にかかりやすいため、死亡率が20%に達するとアルテは報道した。

◆中国のサケ輸入ボイコットにノルウェー・チリ「泣きっ面」

世界サケ養殖業者は毎年約10万トンのサケを中国に輸出している。ノルウェー・チリ・英国・オーストラリア・カナダなどが代表的なサケ輸出国だ。世界のサケ需要で中国の比重は昨年基準5%以下と小さいが、最も速いペースで成長している市場の一つだ。

サケの味を知り始めた中国が、サケの輸入をボイコットしながらサケ養殖業者などが直撃を受けているとブルームバーグ通信が17日、報じた。

世界最大のサケ生産国であるノルウェーの水産物委員会は「注文は取り消され、近い期間内に中国への輸出を再開することは難しいと思われる」と話した。サケ輸出大国であるノルウェーは、サケだけで年平均500億ユーロ(約6兆ウォン)の売上を誇っている。

今年初めでさえ、ノルウェーの対中輸出は順調だった。ノルウェー水産物委員会によると、今年4月、中国がノルウェーから輸入したサケは昨年同期比97%増えた。

ノルウェー水産省は中国当局が輸入禁止措置を導入したわけではないとし、汚染された食品による感染事例として知らされたものはないと説明した。ノルウェー食品安全当局は「ノルウェー産の鮮魚や水産物は食べても安全だ」と強調した。

1位生産国のノルウェーが直撃を受け、2位のチリも緊張を隠せない。ブルームバーグは17日、対中サケ輸出国2位であるチリが「われわれのサケは安全だ」とし、中国政府を説得しようとしていると報道した。

デンマーク領フェロー諸島の最大サケ養殖業者Bakkafrost社も中国輸出を中断した。今年1-3月期における同社の中国への輸出は販売物量の14%を占めた。ニュージーランド産の海産物を取り扱う会社も今回の事態の余波を受けて今週予定されていた大規模輸出注文2件をキャンセルした。

すでに輸送されたサケは今回の事態で検疫が強化されて冷凍庫に留まっている。もし賞味期限を過ぎればすべて廃棄される運命だ。

◆交差感染の可能性も…「加熱してから食べるように」

ノルウェーのサケ加工業者側は「サケがコロナウイルスに感染したという証拠はなく、むしろ市場内の交差感染が起きた可能性がある」と説明した。サケの解体過程で感染者との接触時間が長くなって汚染された可能性があるということだ。養殖・漁獲・解体・販売過程でコロナ感染者の唾(飛沫)や痰などが付着して汚染されたという主張だ。

武漢大学医学部ウイルス研究所もサケがコロナウイルスの中間宿主である可能性はほとんどないという分析を出した。

専門家は低温でウイルス生存期間が長くなるため加熱して食べることを強く提案している。中国現地メディアは「コロナウイルスは高温に弱い」としながら「30分以上加熱すればウイルスを殺すことができる」と報じた。


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