ひとり旅はひとりあそびの醍醐味だと書いた。
自由気ままに旅をしてきた。
いろいろ巡った旅の中から思い出を思いつくままに書いてみたい。
まずは、永平寺・一乗谷への旅
永平寺へ行ったのは25年以上前の話である。
歴史や神社仏閣めぐりが好きな僕は、
古刹永平寺、朝倉氏の居城跡の一乗谷に興味をもった。
夏に行った。
永平寺は禅寺で教科書にも出てくる有名な寺である。
一度は行ってみたいと思っていた。
福井までは、米原乗り換えで北陸本線だった。
まだ長野新幹線さえない時代である。
福井駅から永平寺駅まで行くのである。
初めて見る景色を車窓から眺めるのは実に楽しい。
永平寺駅を降りると、雰囲気は永平寺に溶け込まれているのを感じた。
永平寺はたくさんのお堂があるのに驚いた。
今でも覚えているのは長いわたり廊下があり、雲水が雑巾がけをしている風景だった。
あの時の雲水たちも、今は50代だろう。
あまり人が来ておらず、いくつものお堂を時間を気にせず回った。
お堂巡りに時間をかけてゆっくり見た。
一乗谷は朝倉義景が有名である。
福井駅から電車だのだが、一両編成の電車だった。
一乗谷駅は田んぼの中にぽつんと建っているのどかな駅だった。
ちょうど稲穂が金色に染まっており、駅と稲穂の光景を今もよく覚えている。
駅には自由に使える自転車もあったが、歩いて一乗谷へ向かった。
かなりの距離を歩くと、一乗谷の街並みが復元されていた。
当時の武家屋敷や職人の家が、とても雰囲気よく建てられていた。
ところどころに遺構や遺跡があり、一乗谷全体をくまなく歩いた。
とても面白かった。
帰りは夕方近くになり、駅舎が稲穂と夕焼けできれいだった。
福井城の近くに藩主別邸の庭園がある。
庭園好きの僕にとっては、この庭園はとても印象に残っている。
池の水が建物の真下まできているのである。
建物は総檜造りで、館の人が「できたばっかりですよ」と言っていた。
檜の香りが漂い、閉館間近かで人もなく、畳に座って差し込んでくる西日を見ていた。
心地よいので閉館ぎりぎりまで座っていたのを覚えている。
自由気ままに旅をしてきた。
いろいろ巡った旅の中から思い出を思いつくままに書いてみたい。
まずは、永平寺・一乗谷への旅
永平寺へ行ったのは25年以上前の話である。
歴史や神社仏閣めぐりが好きな僕は、
古刹永平寺、朝倉氏の居城跡の一乗谷に興味をもった。
夏に行った。
永平寺は禅寺で教科書にも出てくる有名な寺である。
一度は行ってみたいと思っていた。
福井までは、米原乗り換えで北陸本線だった。
まだ長野新幹線さえない時代である。
福井駅から永平寺駅まで行くのである。
初めて見る景色を車窓から眺めるのは実に楽しい。
永平寺駅を降りると、雰囲気は永平寺に溶け込まれているのを感じた。
永平寺はたくさんのお堂があるのに驚いた。
今でも覚えているのは長いわたり廊下があり、雲水が雑巾がけをしている風景だった。
あの時の雲水たちも、今は50代だろう。
あまり人が来ておらず、いくつものお堂を時間を気にせず回った。
お堂巡りに時間をかけてゆっくり見た。
一乗谷は朝倉義景が有名である。
福井駅から電車だのだが、一両編成の電車だった。
一乗谷駅は田んぼの中にぽつんと建っているのどかな駅だった。
ちょうど稲穂が金色に染まっており、駅と稲穂の光景を今もよく覚えている。
駅には自由に使える自転車もあったが、歩いて一乗谷へ向かった。
かなりの距離を歩くと、一乗谷の街並みが復元されていた。
当時の武家屋敷や職人の家が、とても雰囲気よく建てられていた。
ところどころに遺構や遺跡があり、一乗谷全体をくまなく歩いた。
とても面白かった。
帰りは夕方近くになり、駅舎が稲穂と夕焼けできれいだった。
福井城の近くに藩主別邸の庭園がある。
庭園好きの僕にとっては、この庭園はとても印象に残っている。
池の水が建物の真下まできているのである。
建物は総檜造りで、館の人が「できたばっかりですよ」と言っていた。
檜の香りが漂い、閉館間近かで人もなく、畳に座って差し込んでくる西日を見ていた。
心地よいので閉館ぎりぎりまで座っていたのを覚えている。