ひとりあそび~如風~

気ままが大事
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オートバイ~ひとりあそび⑬~

2019-09-07 14:40:17 | 日記
ちょっと高価なひとりあそび
それはオートバイで風を切るようなドライブをすることだった。

クルマの普通免許は大学生の時に取得した。
26歳の時にトヨタスプリンターを買ったのが初めだった。

そうこうするうちにオートバイの魅力に心が動いた。
オートバイなら、オープンカーのように気持ちよく風をきって走れるだろう。
気分爽快なイメージがあった。

32歳の時に自動車教習所に通い訓練を積んだのである。

思いのほか、オートバイの運転が難しかった。
特に低速での1本橋走行である。
8の字走行も難しかった。

それでもノーマンな教習課程で合格できたのである。


僕は、スズキボルティという250CCのバイクを購入した。
黒とシルバーでクラシックなバイクだった。

わくわくどきどきで街に出たのである。
風を切って走るのは気持ちよかった。

渋滞・信号待ちが僕にとってはつらかった。
クラッチ操作が頻繁にあり大変だった記憶がある。
まだ慣れていなかったからだろう

長距離旅もやってみた。
実家へ帰るため約60Kmを走行した。

オートバイは自由で気まま。
いつでも手軽に移動できるツールである。

その時のボルティは売却してしまって、今はバイクは所有していない。

でも今は、定年後にスクーターかアメリカンを買って自由気ままに旅をしたいと思っている。
そんなオジサンライダーになりたい。





ひとり旅の思い出①

2019-09-01 06:38:53 | 日記
ひとり旅はひとりあそびの醍醐味だと書いた。
自由気ままに旅をしてきた。

いろいろ巡った旅の中から思い出を思いつくままに書いてみたい。
まずは、永平寺・一乗谷への旅

永平寺へ行ったのは25年以上前の話である。

歴史や神社仏閣めぐりが好きな僕は、
古刹永平寺、朝倉氏の居城跡の一乗谷に興味をもった。
夏に行った。

永平寺は禅寺で教科書にも出てくる有名な寺である。
一度は行ってみたいと思っていた。
福井までは、米原乗り換えで北陸本線だった。
まだ長野新幹線さえない時代である。

福井駅から永平寺駅まで行くのである。
初めて見る景色を車窓から眺めるのは実に楽しい。
永平寺駅を降りると、雰囲気は永平寺に溶け込まれているのを感じた。

永平寺はたくさんのお堂があるのに驚いた。
今でも覚えているのは長いわたり廊下があり、雲水が雑巾がけをしている風景だった。
あの時の雲水たちも、今は50代だろう。
あまり人が来ておらず、いくつものお堂を時間を気にせず回った。
お堂巡りに時間をかけてゆっくり見た。

一乗谷は朝倉義景が有名である。
福井駅から電車だのだが、一両編成の電車だった。
一乗谷駅は田んぼの中にぽつんと建っているのどかな駅だった。
ちょうど稲穂が金色に染まっており、駅と稲穂の光景を今もよく覚えている。

駅には自由に使える自転車もあったが、歩いて一乗谷へ向かった。
かなりの距離を歩くと、一乗谷の街並みが復元されていた。
当時の武家屋敷や職人の家が、とても雰囲気よく建てられていた。
ところどころに遺構や遺跡があり、一乗谷全体をくまなく歩いた。
とても面白かった。
帰りは夕方近くになり、駅舎が稲穂と夕焼けできれいだった。

福井城の近くに藩主別邸の庭園がある。
庭園好きの僕にとっては、この庭園はとても印象に残っている。
池の水が建物の真下まできているのである。
建物は総檜造りで、館の人が「できたばっかりですよ」と言っていた。
檜の香りが漂い、閉館間近かで人もなく、畳に座って差し込んでくる西日を見ていた。
心地よいので閉館ぎりぎりまで座っていたのを覚えている。