家づくりはお子さんたちにとりましてはお盆や正月に帰ってくる実家づくり・ふるさとづくりとなります。
私は幼少期、借家住まいでしたので、学生時代そして社会人になりお盆や正月に帰る家は幼少期に暮らした場所ではありません。
そのような体験からでしょうか?「ふるさと」に対する想いが強いのかもしれません。
私が設計のお手伝いをさせていただく際には、必ず「家づくりはお子さんにとりましては実家づくり、ふるさとづくりです」とお伝えさせていただきます。
お家を検討される際に、
・現在お勤めの会社からの距離、
・またお子さんの学校、学区に配慮して住まいを検討される方、
・とりあえず、仮の住まいとして家を建て定年後は終の棲家を考えたい、
と考えられる方もおられました。
全ての考え方が正解であり、とても大切な考え方と思います。
そのなかに「お子さんにとりましては実家づくりになる」という視点、また親戚づきあいがある場合は「みんなの集まる場所」になるかもしれないという視点も加えて土地探しや家探し、家づくりを考えていただけましたら幸いです。
ひと・すまい・くらし一級建築士事務所