今日、有機野菜を50年つくっている農家さんからお話を伺いました♪
50年前から有機野菜をつくりはじめ、10年ほどは無我夢中で失敗を繰り返しながらがむしゃらに仕事をしてきたそうです。
※この際の失敗というのは、有機肥料の与え方や有機肥料自体の発酵具合の調整などのことで、土づくりが大切で土づくりがうまくいかないと野菜もうまく育たないというような意味です。
約30年ほど前に、とある先生から『これからの世の中は安心安全な食べ物が必ず必要になってくる、こんなに農薬や除草剤を使った野菜をつくっていること自体がすぐには影響はないかもしれないが緩慢にしかし確実にカラダに影響を及ぼす、あと30年経ってみろ、お前のやっていることが正しいと世の中が気づいてくれるだろう』と言われたそうです。
現在、有機野菜の生産はまだまだ少ない状況ですが、消費者の中には『有機野菜』という名称が、少しずつ浸透はしてきている状況と思います。
いまの健康住宅の状況は、まさに有機野菜の30年前の状況と同じ状況と思いました。
30年前には有機農業といいましても、廻りの農家さんからも相手にされなかったそうですし、消費者の関心もほんの一部だったそうです。
有機野菜?なんだそれ?と言われていたそうです(笑)
私が行っている化学物質や電磁波の影響のない『健康住宅』も、先日お伝えさせていただきましたアンケート結果でもわかりますように、一般消費者が家を建てる際にはあまり気にしない分野のようです。関心のある一部の方を複数の健康住宅(もどきも含めて)の会社が競争して受注にこぎつけている状況でしょう。
有機野菜をつくっている農家さんも仰っておりましたが、農薬や除草剤の怖さを知ってしまうと、普通の野菜(普通に農薬や除草剤を使う野菜)がつくれなくなる。
健康住宅も一緒なんです、、化学物質や電磁波の影響を知ってしまいましたので、私は普通の家の設計はできなくなりました。
私は子どもたちのカラダやココロに影響を及ぼす可能性のある化学物質や電磁波の影響のない家づくりを続けるしかなさそうです。
化学物質や電磁波の影響のない家づくりは、地球環境にとりましても優しい家づくりです。SDGsにも合致する家づくりといえます。
さて、30年後には今の有機野菜と同じように少しは健康住宅が認知される世の中になっているでしょうか??(笑)