建築士だからわかる〇〇教えます

歯磨き粉やフライパンのコーティングに使われているフッ素化合物について

歯磨き粉やフライパンの焦げ付き防止のためにフッ素化合物が使用されていますね。

フッ素化合物については、安全だよ、という意見、危険です!という意見、様々ございますね。

私自身の結論から申しますと「わかりません」という回答になります。

私は医者でもなければ、科学者でもありません。いち建築家です。
しかしいままで化学物質過敏症の方や電磁波過敏症の方の家づくりのお手伝いをしてきた関係から
化学物質につきましては専門家の方に意見を聞いたり、多くの方の学ばせていただいております。
いまも毎日学ばせていただいております。

ふたつだけ言わせていただけるのであれば、

ひとつは使われているフッ素は、歯磨き粉であれ、フライパンのコーティングであれ、歯科医で使われるコーティングであれ、フッ素単体ではなく、さまざまな物質と結合された化合物であるということです。それらが溶出して体内に「どのような物質として取り込まれる可能性があるのか?」、「どの程度の濃度のものが入るのか?」また「それらがカラダにどのような影響を及ぼすのか?」はわかっておりません。
ただわかっていることとしては1960年代後半でしたか、WHOがフッ素による虫歯予防を提言したことにより、様々なところで利用されるようになったということです。

もうひとつは、
同じWHOが1994年に「6歳以下の子供へのフッ素洗口は強く禁止する」という見解を出しているということ、またスウェーデンやドイツ、オランダなどではフッ素の使用を中止していること、アメリカでもフッ素の人体に対する毒性だけでなく、環境に及ぼす影響などの議論が起こっていること、です。

先に私自身の結論は「わかりません」とおこたえすると書きましたが、いままで私が設計してきた健康住宅の考え方からしますと『疑わしきは使わず』という視点をとても大切にしております。

正直、人工的な化学物質が世にあふれるようになった、ここ数十年、なにがカラダに影響がある物質なのか、影響調査の結果がでる前にさまざまな物質があまりにも多く使われるようになりましたので答えは誰にもわからないのではないでしょうか?

ですので私は『疑わしきは使わず』の視点で、健康住宅の設計や暮らしの提案をさせていただいております。

健康な暮らしにご興味がございましたらぜひご相談ください。

ひと・すまい・くらし
 新井 伸宏
URL: https://www.hitosumai.com/


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