暑い日が続いていますね。
先日は土づくりの専門家の方との打ち合わせのため、とある駅前で待ち合わせを行いました。
その際、駅前のお店の方が道路に打ち水をしておりました。
時間はお昼の13:00。
うーん。
実はアスファルトが熱くなっているこの時間に打ち水をしますと逆効果になる可能性があります。
たぶん、お店の方はお客様や通行人に少しでも涼しくなってほしいという想いから、よかれと思って、店の前に水を撒いているのだと思いますが、実は時間帯によっては逆効果なんですね。
朝のまだアスファルト(本来は土など水分を吸収してくれる素材の方が効果的です)が温められていない、湿度も低いうちに打ち水をしておくことで、アスファルトの温度の上昇も抑えられ
水分が蒸発する際に熱を奪ってくれるので涼しく感じると思うのですが、13:00の時間帯で熱々のアスファルトに水を撒いても、湿度が高くなるばかりです。
お家の場合は庭の草木があれば、早朝に水をあげることにより、植物が水を吸い上げ、ゆっくり蒸散していきますので効果が長続きすると言われています。
危険な暑さです。どうかみなさん、体調管理に気をつけましょう!
ひと・すまい・くらし
新井 伸宏