ひよこまめのEveryday

還暦過ぎたおばさんの日常。

ドラマ、映画、舞台、本、音楽などの感想も。

「ソーイング・ビー」にハマる

2021-07-01 23:46:00 | TV

ご存じの方も多いと思うのですが、「ソーイング・ビー」はイギリスの、アマチュア裁縫家のコンテスト番組です。

私が手芸にハマっているのをみた娘が、「こんな番組があるよ」と教えてくれました。

NHKが放送していたようですが、私はAmazonPrimeで見ています。

もー、とにかく面白い

観る前は、すっごく上手な人たちがお互いバチバチで腕を競うんだろうなぁ、と思っていたのだけど、全然違った。

参加者はみんな、そこそこ腕に自信のある人たちとはいえ、あくまでも素人さん。

裁縫歴が長くても、作ったことのないような課題が出たりして、考え込んだり悩んだり。

ミシン掛けたら布が攣れちゃってリッパーでほどいたり、どこを縫い合わせたらこうなるの?なんて裏返したりひっくり返したり、頭で考えるように上手くいかなくてイライラしたり、見ていて、なんか今風に言うと「わかりみがすごい」っていうのかな?

私は手芸は好きでもいわゆる「洋裁」は苦手だと思っていたので、見ていて「なーんだ、上手な人でもこうなんだ」って、すごく親近感を感じちゃったりして。

今日、シーズン1を見終わったところなんだけど、優勝したのはなんと、81歳のおばあちゃん

オシャレで綺麗なおばあちゃんで、技術もセンスも素晴らしい。

経験が長いから当然、と思いがちだけど、81歳で時間制限のある課題に取り組んで、誰よりもきれいな縫い目で仕上げるって、驚異だと思うのですよ。

だって、年取ってくると目も見えにくくなるし、特別病気じゃなくても、指先の動きや感覚は衰えてくるものでしょ?

でも、そういうことを一切感じさせない姿には感動しました。

昨日は息子から「もうおばあちゃんだね」とか言われてショックだったけど、いや、こういうおばあちゃんを目指さないとと思って、ショックも吹き飛びましたわ(単純

布の選び方とかリフォームのデザインとかにも、それぞれの個性が出て、それもすごく面白いというか、見ていてワクワクしちゃうのです。

学校の家庭科では、ブラウスとパジャマとスカートを作った覚えがあるのだけど、「ダーツ」とか「いせ込み」とかが良くわからなくて、結局最後は母親に仕上げてもらったものでした。

でもこの番組を見てると、その辺のコツなんかも良くわかって、「今なら作れるかも?」なんて、単純な私は思ってしまったりしています。

母親と言えば、私の母は紳士服の仕立ての内職をしていた人で、洋裁は得意だったから、元気だったらこんな番組、面白がって見ただろうなぁ、見せてあげたかったなぁ、なんてことも思ったり。(母は健在ですが、認知症でもう寝てるだけになっちゃって

明日からはシーズン2。

今、夫がいないから、夕食後の時間にテレビを独り占めできて、サイコー

 

 

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