ネコインターフェロン

忙しさがひと段落し、やっとの更新です。
この間もテンテンはほぼ毎日通院。
ネコインターフェロンの投与も、今日で13回目。
来週、再来週は週３日の通院になり、
今年中に20回までいけそうです。

今日現在、手術痕はほぼ分からず

そもそもこのネコインターフェロンとはなんぞや。


抗ウイルス作用、抗腫瘍作用（坑ガン作用）、免疫系へ作用があるとされる薬で、注射で投与します。
このあるとされるってのがくせもので、
効果を期待するには「病状の初期、または予防」に使用し、「複数回の集中投与」をすることが絶対条件。
自分の中の回復力・免疫力を高めて
病気を起こさない、進行させない身体をつくるというほうが目的に近いので、
どんな猫にも効果があるとは言えないし、
既にかなり症状が進んでいる場合はこれで治るというものでもありません。

しかも、１回分がかなりお高い。

テンテンの今後の治療方針を先生に相談した際、
もちろんこれを使うかどうかを話し合いました。

今現在、腫瘍はすべて取り切れていて、問題は再発。
再発させない身体づくりのためには、
テンテンにはネコインターフェロンが効果的では…

との結論になりました。
実際、以前からの治療でも使用し、
テンテンとこの薬の相性はいいと確信していたので、
むしろ迷わず決めることができました。

投与回数に関しては、猫の病状や主治医の考え方にもよるんでしょうが、
先生はこの薬の一番効果的な使い方として「最初の５～６週間に20回」というのを推奨しています。
時間的にも金銭的にもかなり負担が大きいですが、
時間的なことはともかく、金銭的には先生の好意でほぼ原価。
当初、先生や私の触診で「何となくこの辺が（再発しそうで）嫌な感じ」と言っていた部分が、
最近はまったく感じられなくなってきました。


もうすぐクリスマス。
テンテンにも奇蹟を起こしてほしいものです。



起こしてみっかな

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