第73回 2024たけふ菊人形
テーマ「紫ゆかり のまち 越前たけふ花絵巻 〜紫式部の暮らした越前市と源氏物語〜」
この時期ならではの「紫式部公園」を数年ぶりに訪れる。
大河ドラマ「光る君へ」の影響もあってか、平日なれど観光バスが次々と入ってくる^^
いつでも来ることができるけど正直なかなかそうは訪れることがないもので、買い物帰りに車を停めて観光客に交じって庭園を散策することにした。
紫式部公園は、菊人形会場の武生中央公園からも近く、川沿いに整備された遊歩道を散策しながら南へ1kmほど歩けば20分弱で行ける場所です。
霊峰 日野山を借景に池や築山を配し、平安時代の庭園を再現した全国で唯一の神殿造庭園。
たわわに実をつけて風に揺れる「ムラサキシキブ」の木。白い実をつける木もあるようです。
黄金をまとい遥か遠くを見つめ物思いにふける紫式部。その視線の先には霊峰日野山がそびえる。
ここにかく 日野の杉むら 埋む雪 小塩の松に けふやまがへる
( 初雪が降り目近に見えるようになった日野山の杉むらを埋むほどに雪が降り積もった。京の都の小塩山の松にも今日は雪が散り乱れて降ってるのだろうか。)
越前の地で京に思いを馳せて帰りたがった紫式部だけど、都にて思い起こすは越前の地であってほしいですね^^;;; 紫式部の第二の故郷だもん^^v
私にとっての紫式部公園は、私の二人の娘を見守って育ててくれたような場所でもあります。
この庭園が造られたのは、たぶん娘達が生まれた頃じゃないかと思い返すのですが、物心がつくようになった頃から幾度となく連れて来てたように思います。
娘達のお目当ては、県道28号線道路向かいにある8番ラーメンを食べて、帰りに買ってあげたソフトクリームをこの公園で食べるのが定番の楽しみだったかも。
下の娘を産んでから母と交代して勤めに出かけるようになってからは、母がよく二人を連れて行ってくれたようで、お葬式の時に耳を傾けていたら、二人にとっての母の思い出は8番ラーメンの味と重なっているみたいでした(笑)。
そんな母も他界し、もう時効ですから言えますけど~^^;;;
あの頃、まだチャイルドシートは今のように煩くなかった頃でもあり、母は幼い娘達二人を軽トラで連れまわしていたのですよね~。まだおぼつかない下の子なんか、篭に入れられシートに括り付けられてあったり^^;; ホント警察によう捕まらなかったものだと思います(汗)。
まあ^^;自分らが子供ん時も同じようなことがありましたけどね^^;;私も妹と二人姉妹だったのですが、どうしても一緒に行かなくてはならない時は、軽トラの荷台に乗せた箱に隠れていたり、助手席の足元に一人はしゃがみ込んでいたりと、昔は無茶苦茶でしたね(爆)。
ようよう^^;何を話したかったのか分からなくなってしまいましたが、当時からすると紫式部公園は随分と様変わりしたようにもみえます。でも基本的には変わっていないのでしょうが、紫式部の人生を理解することによって、この庭園が醸し出す魅力をより一層楽しむことができるようになったのかもしれませんネッ^^。
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