*北星学園女子中*差別テーマに学習2006/02/22, 北海道新聞朝刊地方, 30ページ,
北星学園女子中(石原菊雄校長、二百四十七人)で二十一日、台湾の先住民族による特別授業が行われ、生徒たちは差別のない社会の重要さを学んだ。
同校は一年生の社会科で、「世界の国々」をテーマに学んでおり、人権や平和について理解しようと、台湾中部のブヌン族で札幌在住の宣教師ディバン・スクルマンさんに講師を依頼した。
スクルマンさんは二年前まで、漢字の名前を使うよう強制されていたことや、漢民族から「野蛮人」などと中傷されたことを紹介。「さまざまな色があるから虹は美しい。国や民族もいろいろあっていいでしょう」と語った。授業後、生徒からは「それぞれの民族が理解しあう社会を目指したい」などという感想文が出された。(大能伸悟)
【写真説明】多様な民族が認めあう社会を訴えるスクルマンさん
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