某福井県警がね、僧衣で運転していたお坊さんから罰金を徴収した件、宗教界を巻き込んで騒動になっているらしい。高僧の大袈裟ならまだしも、日常着の僧衣が運転に支障をきたすとは到底おもえないのはごもっとも。ウチの檀家寺のご住職もクルマ運転してましたよ。原付で檀家廻りする風景はお盆の風物詩でっしゃろ。
もしかして乱暴な運転だったのかもしれんが、法令無視してなきゃパクられることは無いから、点数稼ぎで目を付けられた可能性も? だとしたら大問題だ。
それはさておき、宗教てえのはこの世にあって最強にして最高、そして最悪の存在であることは論を待たない。東京は信濃町が本拠地、某宗教団体の勇猛果敢さは日本国中にあまねく知れ渡っておるではないかぇ、ぐふふふ。
公権力を駆使して狼藉を働く警察とて(非道い言い様だ)、その取扱いには慎重にも慎重を期さねばならぬ。宗教とはそうしたものだ。
反則切符を切った警官と所属先の署長には気の毒だが、出世栄達は諦めてもらうことになるであろう。それどころか警官に関しては辞表の提出が求められる可能性すら有る。かの組織は失態が表沙汰になることを何よりも嫌う。問題を起こした職員には去って頂く。犯罪に手を染めたワケじゃないので、再就職先の斡旋とゆ-ことで落ち着くのか。
おもうにこの警官、お坊さんに含むところがあったのかもしれない。だって昔から言うじゃない、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ってね!
なかなか宜しいオチだこと(笑)。