
先週の雪の中、出かけた帰りには、すでに東京も吹雪状態でした。
日も暮れかかり、歩く人も通る車も少なく、
雪の東京は、寂しくもありますが、一面等しく白い世界は、
なんだか温かいようにも感じました。
あんな雪の夕方は、いっそう家が恋しいものだと思います。
道行く人の後ろ姿に、勝手にそんな気持ちを当てはめてしまいます。
**
TVで、沢山の人が歩いている映像を見る事があると思います。
当然ですが、ふたつの場面があります。
人がこちらに向かってくる場面 と
向うに進んで行く場面。
つまり、正面か背中か、という事。
正面からの場合、、、迫ってくる感覚があるので
感じるより、「怖さ」の感覚が強いかもしれません。
背中の場合には、迫る恐怖がないので楽です。
なので、安堵感とともに「見る」余裕があります。
その画像の中でのひとりひとりの背中・・・
なんだか、いろいろな事を想像できるような気がします。
という事を言ってますが、自分だけが観察者なわけではありません。
自分の背中も誰かに見られるのです。
自分の背中・・ というか後ろ姿は、自分では見られません。
見れないから意識しません。
しませんよね?
( している方がいらしたら、素晴らしいです。 )
という事は、かなり無防備です。
無防備ですよ~ 本当に。
つまり・・・
うしろ姿が、あなた自身をさらけだしているかもしれません。
どんなに素敵な服を着ていても
どんなにお金を持っていても
自分の考え
自分の気持ち
自分の価値
自分の生き方
それらが うしろ姿 に透けているかもしれません。
イメージの中で自分の後ろにまわって
自分のうしろ姿を見てください。
どんな 「 あなた自身 」 が見えますか?
表も裏も、恥じる事のない自分自身でありたいですね。
◆今日も読んでいただきましてありがとうございました。
ご感想・ご意見 いただけたらうれしいです。