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石積み

Isizumi090829

LWH002の打ち合わせの帰り、地下鉄 市ヶ谷 駅 で乗り換えのため、ちょっとぶらぶら。。

そうしたら、こんなものに出くわした。

江戸城の堀の石積み擁壁の遺跡。・・・?再現?

市ヶ谷駅は、江戸城の堀の一か所。周辺は、JRや地下鉄などいくつもの路線が交差している。JR総武線を利用したことある人には、釣り堀の見えるところといえば、わかりやすいか。。

そのいくつもの路線が地下通路でつながっていて、その一角に「江戸歴史散歩コーナー」というのがある。そこに江戸時代の市ヶ谷周辺の地図や、石積みの資料が展示されている。

なによりも見どころは、石積みを再現した 写真のもの。その断面がわかる。

断面・・・それがすごい!

写真で見える石の何十倍(?)の巨大な石を人力で山から切り出し、引っ張り、船に積み、加工場に運び、細かく切り分け、そして、積み上げる。・・・という資料(絵図)があった。

昔の人の知恵と力がいかにすごいかがわかる。

***

LWH002の土地も、このような石積みの擁壁のある土地。。

一つ一つの石は、こんなに大きくはないのだけど、、、断面はこんなふうになっているはず。

表面の大きな石の裏には、小さな石がたくさん積まれ、それらが一体となって完成している。

一つ一つ人力で積み上げるには、一つ一つの石がきちんと安定していなければ、10m近くの高さを積み上げる事などできない。経験と身の安全を保ちながら作ったものだから、安心できるような気はするのだけど・・・・

LWH002は、十数メーターの杭を打たなければならない。。

***

「江戸歴史散歩コーナー」・・・・市ヶ谷 の 地下鉄 南北線のホームの上あたりらしいのですが、よくわかりません。動く歩道があるところ・・・と言えば、わかる人にはわかるか。。?

江戸文化に興味ある人もない人も、市ヶ谷駅で乗り換える時には、ちょっと時間を使って見てみると面白いと思います。江戸城の堀も、当時は、多摩川上水で水を引いていたんですね。それはそれで、またとてつもなくすごい事です。

東京の川や水路を暗渠にした時に、なぜ、江戸城・・というか皇居の堀と断絶してしまったのだろう・・・?

コメント一覧

しだ
Mさん、、、は、江戸文化にも興味をお持ちですか?
優美な曲線・・・

そういえば、そうですね。寺院の屋根の反りも、中国のものより、緩やかな曲線です。日本人の中に蓄積された感覚なんでしょうね。

昔の人の 知力 技術力 精神力 をもってすれば、水平器もCADもとるに足らないものかもしれません。でも 重機 があったら、どれだけ楽だったろうと思います。
M
お城の石垣の優美な曲線は日本特有のものらしいで...
一説によるとこの日本人独特の形に対する美意識は富士山のラインに影響を受けていると。しかし水平器もCADも無い時代によくやったもんです
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