週末、2件打ち合わせ。。
現在打合せ中のその2件は・・・
都心に住む事を選ばれた方 と 郊外に住む事を選ばれた方。
対極の家です。
‥‥‥
◎都内(都心)に住む
都内に住む事を選択された方(Hさん)は
慣れ親しんで土地感があり、通勤に時間がかからず、ご自分達の時間を余計な事にとられない、事を基準にされた。
当然、地価は高いわけで、必然的に小さな土地になる。それは充分承知で、小さな土地のみをターゲットに探された。ローンを目一杯組めば、もう少し大きな土地を手に入れる事も可能だった。
しかし
その方は、その無理をしなかった。
家を持ち、その後 自分達が本当に欲しいものを買うから、その分の資金も残す。それができないなら、土地を持つ事はしない。
その考えは、土地を探している時もブレる事はなかった。
そして手に入れた土地は30m2・・約9坪。
(この話はこちら土地探しからの家づくり)
そこに、3階建て、60m2の家を作る。ワンフローは約20m2(6坪)
つまり、6帖の部屋2つ分。。しかも1階はガレージ。
小さな土地なのだから、物にその面積を取られたくない
と言って、ほとんど物を持たない。覚悟で言っているのではなく、当然の事として言っている。
「狭いんだから、しょうがないじゃない」
「本当に必要な物なんて、そんなにない」
そう言う。
プラン打ち合わせの中で、フロの話しになった時
「小さくたってフロがあれば御の字!フロなんか無理で、シャワーだけかと思ってた」
と愉快に笑う。。
私も、Hさんと同じ事を考え、それをこのブログでも書いてきた。でも、フロの話しには、参った。脱帽・・
都心(特に東京)の地価は異常だ。1坪(2帖=たたみ2枚)の金額で中級から高級の車が買えるのだから。。。
たとえ20坪の土地であれ、そうゆう車を20台も所有する事になる。都心で不動産を持つという事は、そうゆうとてつもない行為だ。
都心に住むという事は、ある意味『覚悟』『選択』『決意』が必要。。
それは、決してブレてはいけない。。
そしてなにより
その条件を 楽しめること!
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都心に住む → minika
郊外に住む → 風樂房(ふうらいぼう)