現在打合せ中の2件。
都心に住む事を選ばれた方 と 郊外に住む事を選ばれた方。
対極の家です。
‥‥‥
◎郊外に住む
郊外に住む事を選択された方(Sさん)は
都心だと、家は土地に目一杯建ってしまい、何も余裕がない・・・
それがいや。
(大きさはともかく)庭があり、ゆったりできるところがいい。
という事を基準に探された。
『庭が欲しい』・・・
その条件があると、必然的に都心からは離れていく。
予算をかければ、そんなに離れなくてもあったのかもしれないけれど
でも、、そうはしなかった。
『庭があること』『予算内で』・・Sさんもまたこの条件を曲げる事はなかった。
「その結果ここになった」と笑う御夫婦。。
そこは、20年以上前に大規模に宅地開発された高台にある住宅地。
その住宅地の周辺部に位置し、庭ごしに、近くの山と、遠く都心の景色を望める。
その住宅地の他の家を見に来られて、その景色を目にし「こんな所ならいいね」って言っていたら、その景色を居ながらして手に入れられる家が売りに出て、それを購入された。
願えば叶う のか・・・
ただ、通勤時間は増えるし、最寄りの駅からはバス利用だし、都心のように近くにスーパーやコンビニがあるわけではない。車がなければ、日々の暮しも大変な場所。でも、それはSさんは充分わかっている。奥様はただいま免許取得のために教習所に通われている。
そんな思いをしてなぜそこなのか?・・・
それは、Sさんご夫婦が、『思い描く暮しが実現できる』からだ。
枯れたり痛んだりした庭木や芝生をとりあえず片付けました。
縁側に二人で腰掛けて、鳥のさえずりを聞きながら
途中で買って来たパンとコーヒーでお昼を食べたり、
のどかでお天気もよくて、山の別荘に行った気分です。
いっそう引っ越し後の生活が楽しみになってきました。
(奥様からいただいたメールより)
時間をみつけては家の手入れに通われているSさん。
すでにこんな楽しい暮しを始められている。
うらやましすぎて くやしいくらい・・・
郊外に住む事を選ぶひとは、こんな「ゆったりした時間」を求め、都心と比べ便利さはなくても、それすら「笑って楽しむ事ができる」ひとだ。
………
………
都心に住む → minika
郊外に住む → 風樂房(ふうらいぼう)