工事が完了し、引渡が済むと、私の仕事は（一応）終わります。それは、設計から工事完了までの 施主とともに過ごした濃密な時間の終了でもあります。それで施主とのお付き合いが終わりと言えば終わりなのですが、たまに伺う事もあるし、メールをいただく事もあります。工事が終わってからも、何かとお付き合いは続きます。
何かの折にいただくメールには、家の事や、感想を書いてくださいます。そんな事が、とってもうれしいのです。
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先日、住み始めて約２カ月の 高輪の家R のM(e)さんからいただいたメールには・・・・
「家はとっても快適です。」 と書かれてありました。
M(e)さんは、新しくなった家で あれやこれや やりたい事がたくさんあるようで、「考えているだけで自然に笑顔になれる」そうです。そして・・・
「仕事もがんばれます」 と。。
家は、そこに住む人の気力をUPさせられんですね。 メールの中の短い話ですが、それがすごくうれしいです。
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また、２日ほど前、大宮 R （マンションリノベーション） の Oさん からもメールをいただきました。丸３年経ち、 「４年目に入るのですね」 と。。そう言われて気がついたんですが、３月末に引渡でした。早いものです。
Oさんのお宅はマンションの最上階。コンクリートの躯体で勾配屋根ができていたので、その屋根なりに天井を作りました。マンションとは思えない、高い天井の部屋になりました。
「天井を打ち抜いてくださったのはすばらしいご判断でした。 」
と書かれてありました。来た人が誰でも驚くのだそうです。
そうゆう反応を見るのも面白いでしょうね。。もちろん人を驚かすためにやったわけではなく、そうゆう特殊な条件があるのだから生かしたと思ったからです。
３年経っても、そんなお話が聞けるのは、また一段とうれしい事です。
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他の施主の方達からも、住み始めてからの感想 をいただいています。（ 無理言って書いてもらってる・・ という事もなくはないですが、、） 本当に 家での暮しの 心地よさ や 楽しさ を書いて送ってくださるのです。
そんな中のいくつかを 『 施主からの手紙 』 と題してひとつにまとめ、新しいページを ホームページ にUPしました。
私の大切な宝物です。
⇒ 施主からの手紙
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写真は、その中に使った なずなハウス のものです。リビングに作った、長さ約３・６ｍ 厚さ４ｃｍ の杉板の 飾り棚 です。
基本設計の時に、リビングの絵を描きました。 この棚の上にスタンドを置くように考えた絵です。そのためのコンセントも作りました。 施主のなずなさんは、それを実践してくれたのです。それを見た時は、本当にうれしかった～！
その絵は ⇒ こちら！
